「苗名滝」と「寿し処なかに」 ー 旅の栞 徹底的新潟タビ最終日 ー
ドドドドッ
地響きのような、腹の底に響く重低音。震源地に近づくにつれ、ミストが濃くなってくる。
5月初旬の新潟の山々は、早春と呼ぶのにふさわしい、清々しい気候であった。とはいえ、日差しは5月のそれ、滝へ向かう道を歩いていくと、額は汗ばんでいた。
◇◇
はーい、長々と連載をしてきた新潟タビ。
今回で、フィナーレです。
本日ご紹介するのは、「苗名滝」
別名:地震滝
特に雪解け水が、大量に流れ込むこの季節、迫力満点のウーハー重低音が周囲に響き渡る。
左を進もう
苗名滝は、有名観光地。広い駐車場も整備され、入口付近にはカフェもある。滝へのアプローチも容易だ。
が、我々は、なぐなぐツーリスト(なぐツー)
少し外したルートを、選択します(笑)
観光地と言えど、トレッキングシューズを履いて臨もう。
まずは、他の観光客と同様、川沿い左の散策道を歩く
15分ほど歩くと、滝が見えてきた。
吊り橋があり、橋を渡るのが通常ルート
我々は、吊り橋を渡らず。滝正面に向かって、そのまま左側の道を進もう。左側は、道は険しいが、滝つぼ近くに行けるのだ。
近づくにつれ、ますますミストが濃くなる。滝つぼからほとばしる飛沫が、体をクールダウンさせてくれる。
川岸に降りていき
点在する岩に飛び乗る。落ちないように・・・
えいやっ!
もうちょい、滝つぼに近づいてみよう
次は、見晴しの良い場所に、登ってみよう
ドドドドドドドドド
細長く筋状の岩は、玄武岩の柱状節理
玄武岩は、海辺に多い岩
山奥にある不思議
ぼーっと
爆滝を眺める
旅の目的は、美味しい料理(お酒)と、絶景
だけじゃない
無心になれる時間を、知らない土地でつくる。
最近よく思う、旅の本当の目的は「ぼーっと」するため、じゃないかと、
はーい、滝を満喫したかな?
さぁ、駐車場に戻ろう。
午前中は、水芭蕉
午後は、苗名滝
と、水責めの一日は、これでおしまい。
新潟の旅も・・・
◇◇
終わらないよ!
最後の夜を満期するよ!
高田駅
今回のお宿は、上越妙高駅前のホテル。
だが、上越市の一番の繁華街は、高田駅周辺。
美味しいお店を探すなら、高田へ繰り出そう。
一旦、ホテルに戻り、お風呂に入って気分一新。
2駅先へ、電車でGO!
高田駅から徒歩数分
今夜のお店は、寿し処なかに
飯テロいくよ!
うぇーい!
おつまみは?
上越地方のソウルフード
説明しよう
する天とは
4日間、食べ歩いた(呑み歩いた)が、どの店にも「するてん」があった。定番ソウルフードなのだ。
ビールで水分補給した次は
ぽんしゅ!
アナタならどれにする?
もちろん!?
山間ですよね!
やんまと読みます。
クボタの隣にあるのが、ヤンマー
いや、やんまです。
レア酒、ここで巡り合えるとは、運命ですな。
酸味が効いたフレッシュ、しゅわしゅわ、ジューシーで、旨口な一品。端麗辛口な久保田、その逆をいくのが、こいつ山間だ。
クボタに対抗できるのは、ヤンマーしかいない!(くどい?)
モサ? ドロ?
鳥取で、食べ損ねた「モサエビ」に巡り合えた。こちらも運命ですな。
新潟では、「ドロエビ」と呼ばれる。
足がはやく、漁獲地以外ではめったに見かけない一品。ぎりぎり漁シーズンに間に合った。日本海側に来たなら喰うべし。レモンをひと搾り、殻ごとムシャムシャいけます。
ハンバーグ師匠もびっくり
あまーい!
お次は?
何も言うことは無い、牡蠣です。
うまいに決まってます。
おっとっと、お酒もうまいうまい
もう、味のコメントはムリな状態・・
写真だけどうぞ!
こんな刺身も、あるんです。
こんな天ぷらも、あるんです。
はーい、お腹いっぱいになりましたかー!?
世の中は、夏に向かってばく進中
なぐツーの、ゴールデンウィーク越後旅も、これにてお開きとしましょう。みなさん! 来年のゴールデンウィークは、新潟へ行こう!
自称、にわか新潟観光大使
なぐなぐがお送りしました。
まったねー!
ー 次回予告 ー
なぐツーは、次どこに向かうのか?
正解者には、もれなく素敵なプレゼントを進呈します。
早朝「7:34」現在
何が起きているのか! 刮目せよ!
(おしまい)
鳥取のもさえびが、気になったアナタ
こちらの旅日記もどうぞ、