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刺身唐辛子(さしみとうがらし)

みなさん! 刺身は好きですか!
はい、前回に続き、刺身ネタです(笑)


さて、刺身につけて食べるものと言えば・・・
ワサビ! ですよね。
または、鰹のたたきなら、生姜でしょうか

もちろん、醤油をはじめ、ポン酢、ごま油、みりん、味噌など、調味料も忘れちゃあいけない。

そしてそして、分葱、茗荷、ニンニク、シソの葉、大根(ツマ)、海藻など、名脇役も重要だよね。

◇◇

旅に出て、その土地の食材に巡り合う。そして、ハマる(笑)
ひそかに我が家で、ブームになっているモノを紹介しましょう。

今回紹介するのは、亀の尾ではなく、

「虎の尾」

そう、これが刺身用の唐辛子。
赤ではなく、青いヤツだ。


亀の尾をご存知ない方は、名作「夏子の酒」を読んでみよう。話がそれた、今回は、亀さんではなく、虎さんの話。寅さんの話でもないよ。


◇◇

説明しよう!
この刺身用唐辛子は、細々と三重県は尾鷲市で食されていたらしい。
それを、あるとき、地元おこしに使えないか!尾鷲の名産品にしちゃおう!
と考えた方々がいた。

そのためには、「かっちょいい」名前を付けよう

そうだそうだ! という事で、考えた名前が


「虎の尾」(とらのお~)


何軒かの農家が集結、増産して販売を開始。
そこに、好奇心旺盛な我が家が、通りかかり、まんまと網にかかった。というわけなのだ。


◇◇

万願寺とうがらしをご存じだろうか、
虎の尾は、万願寺と長さは同じくらいだが、万願寺よりすらっと痩せ型。スレンダーなやつなのだ。

そして、万願寺とうがらしと違う、ししとうと違うのが、辛さ!
「触ると怪我するぜ、お嬢ちゃん」

ゴルゴ13もびっくり、100発100中、突き抜けるように辛いのだ。辛いだけでなく、爽やかな旨味がある。

細かく輪切りにした「虎の尾」を、刺身の上に乗せ、醤油をつけて口の中に放り込む。

ヒーハー!!

ビール、ビール!


◇◇

爽やかな香りが、特にサバやアジなどの青魚にぴったり。
くさみを消して、魚の旨みを引き出してくれるのだ。
さすが、尾鷲の漁師に愛されてきた、薬味なのだ。

初夏から秋口まで、地元のスーパーに出回るらしいので
ぜひ、尾鷲に行った際には、スーパーを覗いてみよう。

我が家(なぐなぐ一味)がおススメの、地元スーパーは、
じゃーん 「Shufu no Mise」(しゅふのみせ)
尾鷲市を中心に展開するお店、まさに主婦・主夫の味方なのだ。
もし、野菜コーナーに無ければ、鮮魚売り場を覗いてみよう。

こいつだ!
燦然と輝く「さしみとうがらし」のラベル。

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◇◇

さらに、我が家がハマっているのが、
「虎の尾」を使ったアレンジレシピ

これは、尾鷲駅から徒歩5分、喫茶店「遊味(ゆみ)」で食べたパスタ、「虎の尾ペペロンチーノ」に触発されたのだ。

「遊味」、見た目はふつーの喫茶店・・・ と侮ってはいけない。自家製アンチョビや、自家製虎の尾ペーストを使った「ペペロンチーノ」をどうぞ。きっと、あなたを唸らせるはずだ。

難点は、常連が多く、店に入ると外様感が半端ないのだ(笑)
よそ者が来た、という視線を感じるのだ。
スマホで写真を撮る勇気が出なかった・・・

◇◇

購入した虎ちゃんが、我が家にやってきてから、というもの

『ラム肉のピリ辛野菜炒め』、『白麻婆豆腐』、『モズクとキュウリの酢の物』、『ピリ辛ポテトサラダ』、『カジキのピリ辛照り焼き』・・・
そして、もちろん『ペペロンチーノ』も!


刻んで冷凍しておけば(色味は少し落ちるが)ヒーハー具合は、文句なし。

ほら、欲しくなってきたでしょー

「そんなこと言ったって、尾鷲まで行けないよ」


と、お嘆きのアナタ
そんなアナタの事も忘れてませんよ。ふふっ

じゃーん


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とらのお ぺぇすと~(ドラえもんの口調で)


売り切れてたらゴメンナサイ・・


ペーストは、柚子胡椒の代わりに使うことができる。

我が家は、柚子胡椒の消費量も多い。隠し味によく使う。このユズちゃん不動の座を、虎ちゃんが脅かす。

ぜひ、お試しあれ!

あっ、そうだ、
おススメの、虎の尾レシピがあれば、ぜひコメントに m(__)m


最後に、重要なひと言



『ビールの消費量が増えても、当方は一切責任を持ちません。』



(おしまい)




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