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北の湖なのだ -2020- day3

本日は、最終日。糠平湖は「タウシュベツ橋」へ
眠い目をこすりながら、しゅっぱ〜つ

回り道

なぜ眠い目をこすりながら なのか? 直線距離では近い 然別湖から糠平湖。が、冬期はその間の峠道が閉鎖されるのだ。と言うことで、ぐる〜っと回り道。夏場は、多分30分くらいの距離。冬場の今は、1時間半から2時間かかりそう。
しかも、昨夜降り積もった雪、またあの恐怖の道を、鹿追の町まで下らないといけない。ホテルの朝食時間より前に出発したので、腹ペコドライブなのだ。

町に降りる ・・・「コンビニ」が無い! 鹿追の町を過ぎ、士幌の町に入る。まだ 無い ・・ あった! 砂漠のオアシスならぬ、雪道のローソンなのだ。時間も無い、駐車場で朝食済ませ早々に出発。

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湖上のほとり

本日は、見ての通り「十勝晴」なのだ! わ〜い
ホテルから2時間弱のドライブを経て、そこからさらにツアーガイドの車に乗ること10分、ようやく糠平湖畔に到着! スノーシューを付けて森の中をガシガシ歩く。20分程で、森を抜け視界が開ける。
遂に見えてきました。「タ・ウ・シュ・ベ・ツ」

見えてきたらあっという間、であった。湖上は昨日の雪が積もり、平原のよう。糠平湖名物の「アイスバブル」もこれじゃあ見れないね… 
まあ、ふたたび来る理由が出来たというだけの事だ。ただココに再訪できるのはいつの日か…

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橋梁さんぽ

「鉄橋」とは、鉄で出来た橋だからなのか、鉄道の橋だからなのか、これはコンクリート製だからコン橋? 中に石が詰まっているから石橋? ひとつの橋を360度、こんなにじっくりと眺めたのは、人生初めてである。近場で眺めるのも飽き足らず、今度は俯瞰してみる。廃墟ブームというのか、こんなもの(と言っては、失礼だが)になぜ魅せられてしまうんだろう。不思議な魅力のある建造物である。
郷愁に似た気持ちが湧き出てくるから再び来れるのかなぁ なんて考えてしまうのかな。

はらぺこ再び

午前中の「タウシュベツ散歩」が終わったら、芽室に行って「コーン炒飯」を食べて・・・などと、算段していたのだが、士幌の町に下りた頃には、正午をとうにすぎていた。予定変更! 士幌町の「道の駅」で昼食。せっかくなので、鹿追のチーズ工房に行こう、と、食事をしながら作戦会議。
車に戻り、エンジンをかける。カーラジオからローカルAM局の交通情報が流れてくる「・・・・の間で事故があり、道東道は通行止め・・」

「えっ! なんだって?」

慌てて、スマホを取り出す。

「げ〜っ!」


嵐ふたたび

またまた、予定変更! チーズ工房より、飛行機!
のんびりムードは一変、とりあえず高速に乗る。行ける所まで行こう作戦なのだ。「占冠ーむかわ穂別」で通行止めと、電光掲示板。さらに、追い討ちをかけるように雪がチラつき始めた。十勝平野を抜け、山間部に入ると、「この先雪 50km制限」。同時に、路肩が白くなってきた、

「やべえ」


白い路肩が拡がり、車線にはみ出してきた。徐々に、走行車線も白みを帯びてきた。山間部のトンネル地帯に入ると、雪が本降りになってきた。
なのに、速度が落ちない。危ない、これが北海道の高速道路。しばらく走れば通行止め解除されるだろう、と思っていたが「再開の目処はたってません」と、冷たいラジオ番組。

占冠カムイ

路面全体が真っ白、雪で視界も悪い中、一車線の高速道路でハイスピード走行を強いられる恐怖。やっとの思いで占冠SAにピットイン。後は、占冠ICから出るしかない。その前に、またまた作戦会議なのだ。「ふぅ」

その前にトイレ




「ぁ!!!」


トイレ出口のディスプレイを眺め、状況確認をしていると、
「通行止め解除されてる!」



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神さま降臨なのだ

いや〜 毎回、なんかあるけど
今回もハラハラドキドキの旅でした。


新千歳空港も雪であったが、飛行機は予定通り離陸。スープカレーで満たされたお腹をさすりながら、眠りに落ちてゆく、、、シアワセ・・

(終わり)

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