熱い思いを1分で伝えろ!
『1分で話せ』
~世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術~
伊藤 羊一
0.大前提
なぜ「1分」?
・人はあなたの話を80%聞いていない
・1分でまとまらない話は、結局何時間かけて話しても伝わらない
テクニックよりも、まずは"熱い想い"が必要
・明確な結論は誰かを傷つけるかもという心配は不要
⇒『嫌われる勇気』と同じ
・自分が一番詳しい、自信ある、大好き!という気持ちをぶつける
・相手を動かしたいなら、まず自分自身を動かせているか?
⇒そうでもしないと人は動かない
⇒相手の時間(=命)をもらっている。完璧じゃなくても精一杯をぶつける
聞き手を動かす
・聞き手は私が望むところにまだいないから動かす
・「理解してもらう」はゴールではない
⇒理解した上でどうしてほしいのか
仲間意識
・客も上司も「敵」ではなく「仲間」
⇒何かをよくするために同じ目標に向かっている
⇒【上司】
「主観の自分」が意見を言ったら「客観の自分」にバトンタッチ
上司と自分を等距離で見つめ合意点を探る
⇒【顧客】(営業)
✖自社の商品の売り込み
〇相手の課題を解決
・仲間と思うだけでストレスが減る
1.左脳
ピラミッド方式(主張、根拠)
・主張
根拠1・・・事実(たとえば…)
・・・事実(想像してください…)
根拠2・・・事実
・・・事実
根拠3・・・事実
・・・事実
・主張(具体例)
吉野家が好き
早い ・・・座ったかと思うタイミングで
安い ・・・今時どこで食べても…
うまい・・・想像してみてください
シンプルに
・不要な言葉は削除
・簡単な言葉を使う
・プロセス不要
・自分の意見のマイナス面は不要
2.右脳
ピラミッド方式(事実)
3.もう一押し
超一言
・伝えたいことを一言のキーワードで表す
✖かっこいい
〇覚えやすい
〇内容がわかる
超一言(具体例)
ライブでダイブ
⇒聞き手の中に入っていく
視線
手振り
声(対話するように)
間合い(区切りは3秒長く)
4.とにかくなんでもする
「かっこ悪い」と思うのは本質からずれている
・かっこいい・悪いで仕事をしているのか?
・スライド、根回し、アフターフォロー…できることはなんでもする!!
5.感想
技術よりも、まずは熱い思いがあるかどうかが一番大切
①世の中を動かしたい
↑
②人の協力が必要
↑
③人を動かす
↑
④人に伝える
最後の「なんでもする」というかっこ悪い姿勢がかっこいい!
かっこいいか、とかどうでもいい。
そう思えるほど成し遂げたいものであるかどうか。