ふらふら漂流大学院生のはじまり②
苺大福が休学を決意して実行するまでのプロセスについてお話します。
前回からの続編です。
◇友達へ相談◇
休学という選択肢が自分の中で追加されてから、特に仲の良いサークルの友人数名に相談しました。
友人①の伝えたかったことは、
何もやることがない状態で休学しても暇な自分の現状に辛くなる
ということ。
ある程度目的を持ち、あらかじめ自分の軸を明らかにした上でやりたいこと、学びたいことを明確にしておく準備が必要であることを教えてくれました。そして友人②の意見が私の決意の後押しをしてくれ、苺大福の中で休学という選択肢の割合が大きくなっていきました。
自分1人ではなく、友人が共に考えてくれる時間があったことがより休学をポジティブに捉える要因になったと思います。
◇親へ相談◇
正直、親への相談が最も緊張しました。
あまり母親と対面で話す機会がなかったため、LINEで休学を考えている旨を伝えたのち電話、そして実家にて話し合いました。
母親に伝える上で気をつけたこと、
それは論理的よりも感情的に伝えるということ。
現状で抱いている不安や負の感情を打ち明けることを大切にしました。
弱みを見せることが苦手な苺大福のことを理解してくれ、理由に対してもあまり深掘りせず、休むことに対して全くマイナスな感情も持たず、
「まぁ一回くらいダブることもいいんじゃない?」と受け入れてくれました。
母親は最大の理解者であると実感。私はとても幸せ者だと再確認しました。ありがとう母。
◇教授へ相談◇
[指導教員編]
指導教員とは3回ほど面談させていただきました。
最初こそ自分のまとまらない気持ちをそのままダイレクトに伝えざるを得ない状態でしたが、面談を重ねるうちに
自分の軸を明確にし、
どのような研究をしたくて、
休学中にどのような経験をしたいのか、
そして復学後はどうするのか
を伝えられるようになりました。(ここ重要!途中で変わってもいいから道筋をある程度立てておくことが大切です!)
と言っていただきました。
この一言でどれだけ気持ちが楽になり、自分の置かれた恵まれた環境に感謝したか。
[専攻長編]
指導教員からの承諾を得たのち、専攻長に連絡して面談の時間を設けていただきました。
◇いざ、休学◇
担当教員と専攻長から休学届けに承認印をいただき、支援室に提出して休学申請完了でした。
支援室では
・休学中の学費返還の有無
・休学届け以外に必要な提出書類の有無
・復学申請の期限
を確認しておくと良いと思います。
案外あっけなかったなぁ・・・。
◇休学前に考えておくこと◇
私が休学前に準備しておくべきだと感じた以下の5点を共有します。
①自分のやりたいことを司る軸を明確にする
② 休学の期限を設定して、期限内に自分の目指す目標を定める
③孤独を感じないコミュニティを探す
④ 休学中にやりたいことを達成する手段を明確にする
⑤休学期間中に必要なお金の準備or収入源の確保
①人間皆、様々な環境に揉まれてやりたいことが変わるものです。軸がはっきりとしていると、やりたいことが変化したり、分からなくなった時に路頭に迷うことが少なくなると思います。
②私は休学期間内に進路を明確にすることをゴールとしていました。ずるずると休学を長引かせないための手段です。
③周囲が研究や就活に没頭しているので、休学は孤独です。今までのコミュニティはもちろん、休学コミュニティ、興味分野コミュニティ、旅コミュニティ等々今まで属したことのないコミュニティで色々な価値観に触れることをオススメします。孤独感が少なくなり、新たな出会いも生まれます。
④私は地方を飛び回りたいと考えて、「おてつたび」というサービスを利用していました!色んなサービスを事前に知っておくと安心ですね。
⑤特に私の場合、地方へ足を運ぶ機会が多かったため出費はかなり嵩みました。働きながら旅ができるサービスもいくつか存在するので、またnoteで共有します!
休学を考えている人へ
結論から申し上げると、現時点では休学して本当によかったと思っています。
理由としては
・人生の選択肢の幅が広がった
・内発的な学問へ対する学習欲が湧いた
・趣味や興味の幅が広がった
・休学コミュニティが濃すぎて刺激的すぎる
・自分自身に問いかけられるようになった
等々。あと100個は挙げられます。
就活にどのような影響が出るかはまだ分かりませんが、休学している人を落とすような企業に私も入りたくないなぁと思ってしまいます笑
どうして休学するか、より
休学して何を得るかの方が断然重要です。
別に何か成果を残す必要はないと思っていて、私が伝えたいのはまずはその休学という一歩を踏み出してみてほしいということです。踏み出す勇気があるならその後は何にでもトライできると思います。
長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました🍓
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MEET MEETS ME
苺大福