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漢字っておもしろい、「元気」へチューニング

最近、わたしのまわりでは「漢字」の注目度ががぜんあがってきている。3年くらい前に少しオトナの書道を始めたころより、書道を休憩している今のほうが、ガゼン熱い!のである。(但、ココ3日位笑)

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例えば、昨日話していたのは「泣く」という字。
泣くという字は、右側の水をあらわすサンズイが水(涙)をあらわしていて、その左側には「立つ」という字を書く。涙のあとに、人は、立つのである。「泣く」ことで、人は悲しいことから立ち上がる。(ちゃんとその成り立ちを調べていないのであっているかは不明ですが、そう考えると、なんか勇気でる)

「大変」は、大きく変わること。
大変なことがあったら、大きく変わるチャンスだよ、と教えてくれている。

普段何も考えずに使っているこういう言葉のなかにも、よく考えると、パリンと脳内に響くような、すてきな意味を見つけられる。

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「元気」これもまた、おもしろいなと思った言葉のひとつ。
「あの人元気だよね」とか「今日元気みたいだね」とか言われると、なんとなくエネルギーがみなぎっていて、ハイパーな状態を想像する。

でも、漢字をみると、「元気」って「もとの気」。ハイパーじゃなくても、その人がもっている元々の気の状態、それが「元気」なのである。

「元気」になることは、エネルギーをあげていくことだと思っていたけれど、実は、気の状態を整えて、心地よい状態、元に戻せばいいんだなと思うと、なんだかちょっと気が楽になった。

そういえば、東洋医学では、病気には、虚証と実証があって、正気(せいき・天地人にみなぎる正しい気。正気と邪気のバランスが崩れると病気になる)が少なすぎても、多すぎてもよくない状態であると考える。

今の世の中って、とかくPOSITIVEであることがいいことで、困難にはCHARENGEするべきで、HYPERに楽しんでいこう、みたいなほうに傾いている気がするけれど、(その人にとって)正しい状態にチューニングできていることが、「元気」ということなんだな、とあらためて思ったりしている。

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