nagisa_ura
スタッフ・スミカによるArtist In Residence 2024の企画過程を記事にまとめています。ログ目的。不定期更新。
現在、レジデンスに向けて招聘パフォーマーと2週間に一回くらいのペースで打ち合わせ中です。 滞在期間と成果発表としての公演日は決まったので、現在は滞在中の稽古場所を探していたり、補助金申請のための書類作成中。 あとは招聘するお二人(招聘するのは舞踏家と舞踊家のユニットグループです)の過去作品をみたり、空間のイメージを掴むために他のパフォーマーの作品を見たり。ただ舞踏家、舞踊家のお二人と一緒に作品をつくるにあたってガチガチに作り込まれている舞台作品を見るのは違う気がしてきて、
ナギサウラでのレジデンスは、今回で2度目の実施になります。 初回は油絵作家を招聘しました。 彼女には熱海をテーマにした4作品を制作していただき、企画とキュレーションを私が務めました。その時期はお互い「住居空間における絵画の在り方」について関心が高かったため、ナギサウラの宿泊部屋(=疑似的な居住空間)を展示場所として、成果発表まで実施しました。 彼女は「描こうとせずに描く方法」を模索しながら絵画や美術と向き合っており、その姿勢は制作方法にも現れていました。 当時の作品には油
ナギサウラでは、2024年5月にアーティスト・イン・レジデンスを実施予定です。 本連載は、企画者であるナギサウラスタッフ・スミカの脳内垂れ流し・脳内整理を目的に不定期更新予定。連載にできるのでしょうか。 ちなみにあえて「企画過程の記録と発信」と書いていないのは、それほどちゃんと書けないと思うからです。「何書こーー時間無いしちゃんと書きたいからあとでにするかーー」と後回しにしていたら本当に時間がなくなってきて、このままだといつも通りろくに記録せず終わりそう。 ハードル低めに
「縁日をつくる」 場所は熱海市渚町。熱海のまちと海の間のこのまちで、「いつも」がちょっとだけ優しく滲むような風景を作りたいと思い、縁日(マルシェイベント)を開催します。 ただし、この渚の通りでイベントをやったのは、それはもう昔のお話で、しかも熱海でずっと開催していた「海辺のあたみマルシェ」も2018年を最後に5年も開催していない。 でも、ここで縁日をやりたいし、同じような想いでマルシェのような、道路を使って人が集まる場を作ってみたいって人は、熱海以外でも多いと思い(多い