アニメレビュー「凪のあすから」
みなさんこんにちは。秋の訪れの音もなく気づいたら冬が到来しましたね。
寒いです。
そんな寒い日々に凍えそうに寒いアニメを見ました。
凪のあすから
まぁぁぁじでよかった。
いや、私の選ぶアニメに間違いはないんですけど…⬅おいw
今回はまじで制作陣感謝って感じのアニメでした。
あらすじ(個人的解釈)
1部➡︎舞台は海と地上それぞれに街がありそれぞれに人が住んでいる。海の人と地上の人、それらは明確に分けられていた。
人間は元々みな海で暮らしていた。海神様からの贈り物、生まれた時から体に着いているエナがあることで水中でも生きていけるように進化した。
だが人間は地上に憧れエナを捨て地上で生きることを決めた。そんな歴史があるまちで海から来た主人公、ヒロインたちは学校の廃校と共に地上の学校に通うことになる。
そして今までは嫌煙していた地上の人間のことを知る。
友達になったり好きになったり、そんな中で主人公の姉(海の人)が地上の人間をすきになる。
だけど海の人間は地上の人間と結ばれては行けない、そんな決まりがあった…
2部➡︎海神様への信仰が薄れたことによりこの世界は急速に終わりに近づくことになる。真夏でも雪が降り海は氷でおおわれる。異常気象、「温み雪」は降り止まない。
そこで海の人間は「鱗様」のめいにより冬眠に入ることになった。当然それは主人公やヒロインにも降りかかり…
やばい、文章にまとまりが無さすぎる笑
言いたいこと半分くらいは伝わればいいなあ笑
とまぁこんなストーリーでファンタジー好きにはもうたまんないです笑
あと制作がP.A.WORKSなので背景が超絶綺麗(CharlotteやSHIROBAKO、神様になった日など。色づく世界の明日から、もそうだったきがする。)
P.A.WORKSはみんな綺麗に書くんですが特に私は「青」の使い方が上手いなぁと思います。
青だけで何十種類使ってんだろという感じ。
見ているだけで自分自身も消えそうになるそんな儚さがある。
あとは曲がやはり良かった。
透明感でいったらピカイチのやなぎなぎを起用しているので作品の世界観にピッタリ。
消えそうで届きそうで届かないそんなもどかしさを表現できるのは彼女だけだと思う。
けどその反面、OPには川田まみ(作詞)を使ってた。Rayという人も使っていた。(彼女のことはよく知らないけどいい声だった。)
両者とも共通しているのは
「真っ直ぐにただ真っ直ぐに感情をぶつけることの出来る思春期だからこそ出せる純粋さ」を両者とも作風にピッタリだった。
(川田まみに関しては蒼の彼方のフォーリズムとか、あれもスポーツにただ前向きにひたむきに頑張る少年少女の話だから作風に会いすぎていて尊い。)
ちなみにキャラクターで一番の推しはさゆちゃん。自分の気持ちを誤魔化すことをしない、なんでも一直線、やるったらやる。
ほんとすこ。あとホント個人的にロン毛ツインテすこ。
この作品にて感じたこと、まとめ
1、愛は神様とて愛の正体は知らない
神様だって自分の愛する人が何を願っているのか分からないのだ。勝手に妄想して悲しんで「相手に幸せになって欲しい」と突き放したとしてもそれは相手が願っていることなのか?自分だけのエゴでは無いのか?
と、神様だって愛する人の気持ちが読めないんだからたかが人間が「愛とはなにか」と言語でまとめようとしたところでおこがましい、不可能なのだ。
「愛」というのはAIでさえも解析できない超高度言語なのだろう。
神様にだってそれが出来ないのだから
人間にだってできるわけが無い。
「愛」とはなにか。
「人を好きな気持ち」が苦しくたってなかったらいいのにと願っても、いざ無くしてしまったらぽっかりと空いた空白に言語にできない得体の知れない気持ち悪さを抱きながら苦しむことになる。
それだったら多少苦しくても人を好きになる気持ちはあった方がいいのかもしれないね。
まとめると、人を愛する方法というのは神様にも分からないんだか人間は変に邪推せずに自分の感情に素直になればいい、ということなんじゃなかろうかと。多分。
2、問題提起としての「環境問題」、そして宗教信仰
今回この作品で扱われていたのは地球寒冷化。四季があることで知られる日本も真夏なのに雪が降り海がこおり、その結果魚や野菜が育たない、食糧難に陥る。
人間は失って始めてそれまでにあった当たり前のありがたみがわかる。
そして宗教信仰、神様に関してもいつの間にか忘れ廃れていくその存在も加護を失って初めて人間は縋ることを思い出す。
人間って実に愚かだね。
失わないと分からないなんて。
寒冷化ではないけれどこの世界も地球温暖化に直面していく。
この作品のセリフにも
「わしらの世代ではまだ考える必要は無い、お前らの孫、曾孫の世代はわからんがな」
このセリフを聞いてあなたはどう思いますか?
3、海と地上の共存=動物と人の共存
作中では海の人と地上の人は明確に分けられていた。私が感じたのは人種のような感覚だけど。
人種、国境における共存はもちろん動物と人との共存、はたまた人とウイルスとの共存、色々なものに置き換えられると思う。
そういうものを想像しながらそのアニメはぜひ見てほしいと思う。
ちなみに私は極端なので人間よりも動物が大事です笑
(言わなくても分かりますかね?笑)
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まとめ
めっちゃおすすめなので見てください笑