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食べることが恐怖だった過去 2
新体操を引退してから私は過食に悩まされました
食べることが恐怖だったはずなのに
一口食べたら止まらない
しかし、食べ終わって我に帰ると一気に「太る」という恐怖に襲われトイレへ駆け込む。
食べる量が異常すぎてどんどん太っていきました
今までまともに食事をしていなかった分、吸収するスピードも量も異常でした
一気に20キロも太りました
食べたい、食べたい、食べたい、、、
自分でもあんなにも食べることが恐怖でしかたなかったのになぜこうなるのかわかりませんでした。新体操をやめて見られることがなくなり、罵倒されることも、責任もなくなったからなのか、、、。あの時の精神状態がひどかったのもあるが、次は逆のこともあるのかと混乱。
なんでなんでと思いながら食べることをやめられない。
高校生になるまでその過食は止まることがありませんでした。
食べていないと不安なんです。意味わかりませんよね。
食べたいというか、食べないと不安
今だになぜこんなことが起こったのかわかりません
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高校2年生のあるとき
初めて一目惚れをしました
恋愛とは無縁だった私が人を好きになったんです
その時から、私の過食はだんだんと収まってきました
過食が収まったかと思うと、また食べることが怖いという感情がふつふつと湧き上がりました
”太っている女は醜い”
その固定概念がまた牙を向きました
細くなければ誰からも好かれない、認めてもらえない
そしてまたどんどん体重が減っていきました
細くなれば、好きになってもれえる。
痩せていくと友達からも痩せたね!どうやってダイエットしてるの?と聞かれることが増えました。友達に褒められる。認めてもらえた。その感情はどんどん膨れて最も厄介なモノになりました。
そして、10kg一気に減りました。
一目惚れした相手とは、痩せたことで自信が付き話しかけることができて仲良くなりました。そして、逆に告白してもらえて付き合うことができました。
幸せでした
しかし、「細くなければ嫌われる」それがより大きくなりました
もっともっと痩せないと、可愛く綺麗にならないと嫌われる
今思うと私を好きになってくれた相手にも失礼な感情です
きっと見た目だけで好きになってくれたわけではないから
その当時はそんなこともわからないぐらいおかしくなっていました
常に人と比べて、落ち込んで、嫉妬して、、
中学生の頃は新体操をしている自分にとても自信がありました
それなりに結果も残していたから
しかし、新体操をしている私はもう過去のこと
新体操は私の全てだったから新体操をしていない自分は価値がないと勝手に思い込んでいました。
自分で自分を追い込み、潰していきました
自分自身に自信がなさすぎた故に起きた悲劇
今でもたまに食べることができなくなります。しかし、トレーニングをしていること、自分のすべきことや好きなことが明確になったことで少しずつではありますが自信がついてきました。たくさんの人と関わるようになって、いろんな話をするようになって固定概念というものがなくなりました。
”こうあるべき”はないのです。
特に女性の皆さんに伝えたいのは
食べないダイエットは体と心の健康を害します。
大切な命を守れなくなるかもしれません。
健康的で元気な女性が一番綺麗です