働くこと3。光属性のSSSRを引いてしまう
おはようございます(いきなり震え声。暑いし。
今日も性懲りも無く、働き方改革におけるお盆強制休暇中のミッション、日払いアルバイトをこなしてきました。
朝7時〜11時という短時間、配送業者さんのお車の助手席に座るお仕事です(最初だからものすごく簡単なのを回されたようです)。
何のためにあるのか、というと、配送業者さんが積荷を下ろす際、停車中のお車が無人になってしまうと盗難や駐禁を切られたりするなどの恐れがあるため、それを防止するためのお仕事のようですね。
色々な隙間仕事があるんだなぁ、と思いながら、朝の集合場所へ。
したらば、同じような配送のトラックが何台か止まっている訳ですな(滝汗
ようやく目当ての配送業者さんを見つけ、到着を知らせるために電話をしました。
『あ!おはようございます!よろしくお願いしますー!』
『おはようござ…います…?』
ファッ(゚ロ゚)!?!?
…声ちょっと出た(マジで。
なに、このテライケメン!
思わず辺りをキョロキョロし、自分に対しての声がけだということを再確認してからも、ちょっと車に乗り込むのが躊躇われたくらいの、例えるなら
『SSSR / 光属性 アタッカー 打撃系 スキル: シャイニングブロー 』的な…リアル3次元でこんなのいるのか、といった上腕二頭筋が美しく発達した小泉孝太郎さん(黒髪ver. みたいなお兄さんが現れてしまいました。他は赤井英和さんとかノッチさんとか蛍原さんとかたくさんいたのに。(いや、皆さますてきな男性ばかりでしたが。
…罠かな?
とか、色々考えてしまいましたが、業務スタート。
冒頭に述べたように、私は助手席で座っているだけなんですが、それでも認識できるほど、
仕事早くない?(゚ロ゚)?
都心から少々離れた集荷センターから荷物を積んで、さまざまなところに配送していくお仕事でありますが、これがプロなのか!と感心しながらお仕事を拝見しておりました。
例えばターミナル駅周辺から、積荷の量にもよりますが、そこから幾つかの場所を経由しながら配送し、最終まで届けたら終了というお仕事。(佐●さんやヤ●トさん的な配送ではなく、対業者版)
ちゃっちゃと向かい、ちゃっちゃと停め、サクサクっと荷下ろし。
配送先の方には笑顔と共に元気良く挨拶とか…どんなハードモードゲーだよ…orz
で、驚いたのが
『暑いですけど、クーラー付けておきますから』
『飲み物とか必要だったら言ってくださいね』
『なるべく早く終わらせますんで、待っててくださいね』
…私にまで気遣いの嵐 !
な、な、なんでこんなバイトにまで笑顔や優しさを振りまくんだろう、と恐縮しまくっておりましたが、多分、これ、過去に暑いだの、業者が態度悪いだの、なんらかのクレームがついたことあるんだろうなぁ、と思いつき、大人しくうなづいておりました。(てか、なんでバイトがクレームつけんねん、とも思いますが)。
物流というお仕事は、人間の身体で例えればいわば血管のようなもの。それが詰まれば周辺の組織は壊死するし、一歩間違えれば、命にも関わる。
日本というか、経済活動の根幹を支えているお仕事ですからねぇ。彼らがいなくては、どんな仕事も滞る。
それを疲れるなぁ、暑いですねぇ、と言いながらも笑顔でこなしていく、プロの方々。
仕事というのは、それがなんであれ、そこに優劣はまったく存在しないし、すべて等しく尊いものだと、再認識いたしました。
朝イチ、小泉孝太郎来たら嬉しいよなぁ、ここのオバちゃん、とか色々考えたり、お兄さんのシャイニングアルカイックスマイルになんどか浄化されそうになりながらも、配送終了。
予定より40分くらいマキで終了したわけですが、終了時刻を記載する作業書を見ながら孝太郎くんが一言。
『え!10時って何!?うわー、、流石元引越し業。早いな、荷下ろし』
自身が1045に終わった作業。それより早く終わらせた誰かに対しポツリ。そこ、競うとこなんだ…( ´ー`)
諸々終わり、現地解散する前にラストサプライズ。
『今日はお疲れ様でした!途中休憩も何もしなかったんで、これ良かったら…。また機会ありましたらよろしくお願いします!』
帰りにジャスミン茶貰っちゃったよ!(゚ロ゚)
これ、わたしがバイト代支払う方じゃないのか、と未だにSSSR級のレア体験にびびっております。
これはものすごくレアな例だとは思いますが、しかし、毎朝毎晩、社会や経済活動を支えてる配送業の皆様には感謝せねばなぁ、と改めて思うのでした。
働くということは、決して負けではないと思う。
(ジャスミン茶は冷凍保存しました ←こら)
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