受け身は世界を広げる
「受け身」と聞くとどんなイメージがありますかね。
主体的の逆。会社だと、受け身の社員は評価されにくい印象があります。求める人材は「自ら主体的に行動できる人」とか、求人情報で見かけます。社会的には受け身よりも主体性が求められているように感じます。
そういうわけで、「受け身」というと、ネガティブなイメージがあったのですが、受け身の捉え方が変わるきっかけがあったので、そのことについてシェアしたいと思います!
きっかけというのは、ちきりんさんのVoicyです。ちきりんさんは、社会派ブロガーという肩書きで、書籍を出版されたりしています。(ちきりんさんの本のすごく為になる本なので、おすすめです!)
Voicyで、
自分の世界を広げるためには、受動的であることも大事
だと仰られていました。
今の時代、動画や音楽やSNSにしても、AIが自動的に閲覧履歴をもとに、その人好みのものを提案してくれます。こういった情報は、AIが勝手に提案してくれているのを、受動的に得ていると思いがちですが、これは、主体的に情報を得ています。
なぜなら、AIはあなたの好みに合わせて提案をしてくれていて、その好みを選んだはあなた自身だからです。
じゃあ、受け身で情報を得るとはどういうことか。というと、ちきりんさんの場合だと、テレビ番組を全て録画して見ることだと仰っていました。
自分が見たいテレビ番組を見るのではなく、とにかくたくさんのテレビ番組を見ること。そうやって、受動的に情報を得ることで、自分の世界を広がったと。
たしかに、AIにおすすめされる情報のままに生活をしていたら、自分の興味関心・趣味嗜好に偏って、世界が狭くなってしまうのかなと思いました。
世界を広げるためには、受動的に情報を得ることも必要だなと、ちきりんさんの考え方にすごく納得。
受動的に情報を得て横に広げる。主体的に情報を得て、縦に深堀りをしていく。この横と縦の動きが大事なのだと。
Voicyの中で、「Connecting the dots (点と点をつなげる)」の話が出てきました。この言葉は、スティーブ・ジョブズがスピーチで話した言葉で、私もすごく好きな考え方です。
今やっている無駄に思えることも、いつかそれらの点と点がつながって、それが面になって、自分が思ってみなかったところへ連れて行ってくれる、という考えです。
その点どうしが、広い世界であればあるほど、面白いものになると。
自分で選ぶことは、人生において大事だと思っていたけど、自分で選ばないこともまた大事
だと、とても勉強になりました!
受動的に世界を広げるためには、
・映画館にフラッと行って、その時に上映している映画を観る
・本屋さんで目を瞑って本を選んでみる
・電車で終点の駅まで行ってみる
・適当に開いた料理本のページの料理を作ってみる
・適当な言葉で検索して出てきた音楽を聞いてみる
パッと考えてみただけも、こんなことができそうです。しかもこうやって考えるだけでも、ワクワクするし楽しい!
おまけ
私てき、ちきりんさんのおすすめ本3選!
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