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気にしているのは自分だけ説

これって大いにあると思うんですよね。

前髪を切り過ぎたことを本人は気にしているけど、他人からすれば、「そうかな?」みたいな。


日常には、こういった自分だけが気にして、勝手に苦しんでいることがけっこうあるのではなかろうかと思う。

それは、美容院で理想通りの髪型にならなかったことだったり、お給料が周りよりも低いことだったり、周りが結婚していく中、独身であることだったり・・・。


自分にとっては、他人には触れられて欲しくないと思うほどに、コンプレックスに感じていることでも、他人からすれば「え、そんなに気にしてたの?」と思う程度だったりする。


その逆も然りである。自分のこととなると、本気で思い悩んでしまうことも、他人のこととなると、「気にしすぎだって!大丈夫だって」と声を掛けていたりする。

それは決して、軽はずみな言動ではなく、本当にそう思うからそう言っている。


他人には、建設的な考え方ができるのに、自分のこととなると、自分フィルターがかかってしまう。友人に声をかける時のように、考え過ぎず、気にし過ぎずに自分と関わることができたら、たぶん人生はもっと楽になる。


だから、その一歩として、考え過ぎている時は、「自分だけが気にし過ぎている説」を思い出そうと思う。そうすれば、自分フィルターが少しは緩和されるんじゃなかろうかと。


人は自分のこととなると、周りが見えなく生き物なのかもしれない。だから、他人と関わり、外の世界と関わることで、自分自身を落ち着かせているのかも。

自分の悩みなんて、でっかいでっかい宇宙規模からすれば、塵にも満たない小さな悩みなんだろうな。

そうやって、思考を宇宙規模まで広げて考えてみると、今思い悩んでいることなんてどうでもよくなって、「一度きりの人生だから」と、なんでもできそうな気持ちになってくる。


けど、またしばらくすると、自分フィルターがかかって考え過ぎモードになるから、そしたらまた「自分だけが気にし過ぎている説」を思い出して、宇宙規模まで思考を広げる。

そうやって反復していけば、いつか自分フィルターが外れて、考え過ぎなくなるかもしれない。


結局、何が言いたいのかと言うと、人からどう見られているかと気にしがちだけど、そうやって1番気にしているのは自分ということ。

人からどう思われるかが気になって縮こまっているのなら、他人は大して気にしていないから、大丈夫。そういうわけで、自分がやりたいようにやってみたらいい、というお話でした。




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なぎっこ
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