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光とアート〜アイザックオフィスの作品紹介〜

こんにちは。
アイザックのArtX事業部でセールスをしている大和久です!

今回はアイザックのアドベントカレンダー企画にご指名いただき、人生初のnote執筆をさせていただきます。(ドキドキ…)

▼アドベントカレンダーの今までの記事とこれからの記事はこちら

突然ですが、皆さんのオフィスはどんな様子ですか?
私たちアイザックのオフィスには、アイザック取締役の播口がコレクションしているアート作品の一部が飾られています。
今回はそんな「オフィスを飾るアート」をご紹介します!
(作家さんの敬称は略させていただきます)

エントランスに入ると、さっそく作品がお出迎え

小笠原美環『Above 2』

風景の一部を切り取ったこちらの作品は、なんだかそこだけ違う時間が流れているような、不思議な雰囲気があります。
エントランススペースは定期的に作品をかけ替えているのですが、作品によってオフィスの雰囲気がガラッと変わります!
今回の作品は、オフィスをより落ち着いた空間にしてくれました。

フリースペースに佇む大きな作品

池田光弘『untitled(figure No.2)』

こちらの作品は執務室を見守るような配置で設置されています。
この絵をみながらメンバーに「何に見えますか?」と聞くと、返ってくる答えは様々で、それぞれの解釈の違いがとてもおもしろいです。
皆さんにはどんなふうに見えるでしょうか?

ミーティングルームにもたくさんのアート

伊藤慶二『一本道』、小松孝英『炭化』
三瓶玲奈『Weaving with Memory』 

全てのミーティングルームに作品が飾られているので、ふと壁を見上げると作品が目に入ります。
ミーティングで疲れた目を癒してくれたり、そっと力をくれるような気がします。

作品の見方も人それぞれ

私は作品の設置を担当しているので、新しい作品が届くとメンバーにお知らせします。お知らせを見て、休憩がてら作品を見に来てくれたり、率直な感想を教えてくれることもあります。
オフィスという身近な環境だからこそ、美術館で鑑賞するよりも、よりフラットな感覚や先入観なく作品に向き合える場所になっているのかもしれません。

みんなの感想を聞いていると、「同じ作品でも全く違う見え方がある」ということに改めて気づかされます。
「かわいい」「きれい」「怖い」といった反応から、「どうやって描いたんだろう」「何を表現しているんだろう」といった疑問など、感想は本当に人それぞれです。
素直な感想を言い合えたり、柔軟で多様な発想力は、「世の中を、実験しよう」をミッションに掲げ、複数のプロダクトを運営するアイザックに通じる文化かも知れないですね。

最後に、私がアートをより面白いと思ったきっかけをご紹介します!

光とアート

ArtX事業部に参加し、作品を見る機会がぐっと増えました。
そんな中で、ふと「浮世絵や日本画ってなぜ平面的なんだろう?」という疑問が湧きました。

鈴木春信の『夕立』、風雨の表現がかわいい


調べてみると様々な要因や説がありましたが、中でも面白いと思ったのは、「が平面的表現に大きな影響を与えている」という説です。

日本文化における光は淡いものが多いです。
「障子を通した光」「蝋燭の光やそれを受けた屏風の照り返し」などはやわらかく淡い光です。
このような光の下では影が薄くなり、立体感をとらえにくくなるために、自然と平面的表現に繋がったと考えられています。

この話を知ってから、作品を見ると作品を通して制作環境を想像するようになりました。
作品との距離が縮まり、よりアートを楽しめるようになったのです。

今回ご紹介したのはあくまで一説です。
他にもさまざまな説があるので、気になる方はぜひ調べてみてください💡
鑑賞のヒントになるかも…!

さいごに

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
アイザックに興味が出てきた!こんなオフィスで働いてみたい!
という方いらっしゃいましたら、よければこちらご覧ください⏬



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