名残りの茶事
こんにちは、nagiです。
先日、月に一度のお茶会「月釜」に初めて参加してきました。
お茶とお菓子を楽しむお茶会は「大寄せ茶会」といいますが、月釜は「茶事」です。
茶事は懐石を含むフルコース。濃茶やお酒まで振る舞われ、3〜4時間かけて行われます。
「お稽古をする上で、本来の茶事を経験しておいた方が良い」と先生はよく言います。
確かに、目指すものがないとお稽古にも力が入りません。
名残の茶事は16時から始まりました。外がだんだんと暗くなるのを楽しみます。
「名残り」にはいくつかの意味があるようです。
先月の茶事の勉強会で客の振る舞いを学びましたが、うろ覚えです。でも先生は「とにかく楽しんでもらうための茶事なので、作法は一切気にしなくて結構です」と言ってくれるので、良くも悪くも(?)気が緩みます。
最初は明るくてよく見えた懐石ですが、
暗くなったら闇鍋状態(笑)
後半は和蝋燭が立てられようやく明かりが。
今回お客さんとして参加したのは私を含めて6名。ほとんどが初めましての方でしたが、和気藹々と楽しい時間を共有することができました。
誰でも気軽に楽しめる、それがこの教室の良いところです。
来月の頭には、裏で懐石の準備をする「水屋」が待ち受けています。右も左も分からないのに勢いで申し込んだ私(笑) でも先生は前のめりウェルカムなので良いでしょう😌
知識がつく前に参加できて良かった茶事でした。