セルフチューニングについて。#02(ゼロ・ポジション)
こんにちは。
前回より、「セルフチューニング」とは??について、
具体的に少しずつ書いてみていますが、
今回は、”どこに”自分をチューニング、
=「セルフチューニング」していくのか、
というお話をしていきたいと思います。
(前回の記事はこちら↓↓↓)
美しく、心地よい、"わたし"の「ゼロ・ポジション」。
一般的に「チューニング」と聞くと、
音楽における楽器の音の高さを合わせる調律、だったり、
ラジオの電波の周波数を合わせることが
イメージとして浮かんでくることが多いでしょうか⁇
どちらのチューニングもそうですが、
合わせるべきポイント、
正しい音程や、音声がクリアに聞こえる周波数があって、
そこに向かって丁寧に調整していくような作業ですよね。
私の探求している「セルフチューニング」も
基本的にやることは同じ。
「合わせるべきポイント」に
自分の重心やコンディションを丁寧に調整をしていく作業。
そして、その「合わせるべきポイント」こそが正に、
前回の投稿でも少し触れた、
私たちひとりひとりの内側に存在している、
小さな声の「本質の自分」と、
美しく、心地よく、一致する場所。
その場所のことを、私は
「ゼロ・ポジション」
と呼んでいます。
あなたのゼロ・ポジションも、
私のゼロ・ポジションも、
とってもピュアで、シンプルで、自由な場所です。
ふてくされてる「内側の声」。
けれど、
「外側の声」ばかりに気を取られて
「内側の声」にアクセスできない状態になっていると、
霧がかかったように視界がいつもぼやけてしまって、
そもそもその「ゼロ・ポジション」がどこにあるのかがわからなくなり、
いずれはその存在さえ忘れてしまいます。
私自身も、もうすでに物心ついた頃
(記憶しているのは3歳くらい…!)から、
早々に、徐々に、自分の「ゼロ・ポジション」を見失っていきました。
まるで、迷子になって右も左もわからなくなって、
更にどんどんと霧の深く立ち込めた森の奥へ迷い込んでいくような…そんな感じで。
まぁ随分と奥深くまで入り込みました。笑
そう考えると、もう何十年も「本質の自分」から完全にずれた状態で、
ある意味盲目的な状態で生きてきたことになります…。泣
まずは「内側の声」に
じっと耳を澄ますことから始めてみる。
とはいえ、そこまで奥深くまで迷い込んだ状態だと、
最初は耳を澄ませたところで全く聞こえては来ません。
今までさんざん無視されて、ないがしろにされてきた「内側の声」は、
すねているのか、怒っているのか、
またすぐ無視されるんじゃないかと、疑っているのか。
そう簡単には応えてはくれないんですよね。
それはそうだよね。
今まで積み重ねてきた年月を考えると、
それも止むを得ないよね、ごめんね。。。
とにかく、根気よく、話しかけ続けてみる。
それでも、
私はあなたの声を聞きたいんだよ、向き合いたいんだよね、
今までちゃんと聞いてあげられなくてごめんね…などと、
辛抱強く話しかけ続け、耳を澄まし続けていると、
徐々にではありますが、
心を許して少しずつしゃべってくれるようになってきます。
そうやって、少しづつ「本質の自分(内側の声)」と
自らの意思・意図を持って
というプロセスを経ていくと、
自然と「本質の自分」を生き生きと輝かせながら
生きることができるようになっていくんです…✨!
次回は、
なぜそもそも人は自分の「ゼロ・ポジション」からずれていってしまうのか。
というお話をしていきたいと思います。