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【心の変化】小学校最後の授業参観にて
先日、小6娘の授業参観がありました。小学校最後の参観です。
参観では子どもたちが一人ずつ前に立ち、感謝の手紙を読み上げました:
「感謝したい人」は両親、友達、ペット、推しキャラなど様々。娘は私たち夫婦に「趣味に付き合ってくれてありがとう」と。そして、娘に絵を教えてくれる友達には「あなたと出会って毎日が楽しくて、人生が変わった」と。
手紙の後は、1年間の思い出の映像とともに合唱。最後に子どもたちからのサプライズで、担任の先生へ寄せ書きを贈っていました。
保護者も先生も涙涙の授業参観で、私が感じたこと。それは、
(手紙を読む子どもたちの姿から)
一人ひとりが持つ「自分だけの世界」がとても大切で尊いこと。
(涙する大人たちの姿から)
この教室の子どもたち全員が「誰かにとってかけがえのない存在」なのだということ。
小学校6年間で大きく成長した子どもたち。私の娘を含めて思春期に入りややこしい子もいるだろうけれど、まだまだ純粋でキラキラしていて可愛いなと思いました。
そして、子どもたちの未来が明るいものでありますようにと、願わずにはいられませんでした。
*
「いやいや、何だか大げさじゃないか?」と思われるかも知れませんが。
小学校と同じく6年間通った保育園の卒園時には、このような感情が湧かなかったんですよね…。それは恐らく、保育園の6年間は怒涛で大変すぎたから。涙でいっぱいの卒園式で感じていたのは、子どもの成長より「6年間何とか生き抜いた安堵感」だった気がします(あと、お世話になった先生方との別れの寂しさとか)。
私にとって子育ては苦行でした。
正直に書きますが、「人生やり直せるなら子どもはいらない」とずっと考えていましたし、でもやり直せないので、娘が独り立ちして家を出ていくその日を、心待ちにしていたんです…。
けれど先日の授業参観で、少し気持ちが変わった気がします。
私はすぐに家族や環境に振り回されて、「子どもがいなければ…」と思ってしまうので、この日のことを忘れないようにここに残しておきます。
お読みくださり、ありがとうございました☺︎