PTAの役員が簡単に決まる学校の秘密とは
みなさんの学校ではPTA役員をどうやって決めていますか?
私が学校運営協議会の委員として関わっている小学校(N小学校)では、全校児童の保護者に次のようなアンケートで募集を行いました。
(【Cラーニング】の保護者アプリを使って実施)
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Q1)令和5年度PTA役員募集についてお答えください。
◯立候補する
◯他にいない場合引き受ける
◯立候補しない
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実際どのような結果になったと思いますか?
回答結果の割合は
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立候補 4%
他にいない場合引き受ける 8%
立候補しない 88%
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でした。
約1000人の学校ですので、実に30人近い人が立候補し、60人以上の人が他にいない場合引き受けると答えたのです。
他の学校ではこんなに手が上がるでしょうか。
上がる学校は問題ないですが、役員選出に苦労している実態もよく耳にします。場合によっては、「じゃんけん」で決めることもあるでしょう。
N小学校では計12%のもの人がやってもいいと手を上げてくれました。
なぜこうなったかと思いますか?
1つは
・「ITシステム」のアンケートで募集したから
と推測されます。
集会で手を上げさせると
「みんなの前では手を上げるのは恥ずかしい」
「やってもいいが、やる気満々のように見られるのは嫌だ」
という「周りの目を気にする」という心理が働いていると思われます。
(これも学校という場所の独特のムードなのかもしれませんが、保護者と言っても若い人たちですので、目立つことは避けたいと思うのも無理はありません)
よってアナログの場で挙手を求めるようなやり方よりも、ITシステムで募集をした方が手を上げる人が増えるという傾向があるのでしょう。
もう一つ理由があります。それは、
・N小学校では保護者との信頼関係が醸成されていた
ということです。
実は、N小学校は【Cラーニング】を導入して1年が経っていますが、毎週のように学校から保護者への情報発信をしています。こちらがグラフです。
多い週で週8通、少ない週でも週2通は保護者に発信しています。
(このグラフは全送信数を保護者数で割っていますので平均的に保護者が受信している数となります)
発信内容としては
・雨の日の登校の注意事項について
・学校だより8月号(PDFファイル)
・6年を送る会の様子(動画)
・引き渡し訓練について
・音楽集会の発表(音声)
・学級閉鎖について
・厚生労働省からのお知らせ
・自然教室について
・ ベルマーク運動協力のお願い
・参観日のお知らせ
など多岐にわたります。
また【Cラーニング】なら誰がいつ見たかわかり、未読者に再送信などもできますので、大事なお知らせを確実に届けることができます。
保護者からの意見も
「ありがたい。本当に助かる」
「学校が頑張っているのが伝わる」
「子供の様子がわかり嬉しい」
という声があるとのことです。
まさに保護者との信頼関係が増していることを表しています。
(紙の印刷からも解放されて働き方改革も進みますし一石二鳥です)
このような状態で、先の「PTA役員募集」のアンケートを行ったわけですから手を上げる人が多かったことも頷けますね。まさに日々の情報発信の賜物です。
「開かれた学校づくり」が言われて久しいですが、まずは
「ITによって学校から保護者への情報発信の量を圧倒的に増やすこと」
からスタートするのが得策だと言えそうです。
P.S.
Cラーニングの情報はこちら --> https://www.netman.co.jp/products