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エモーショナルシンキングについて考えてみた

みなさま、今日もお疲れ様でした。ドクターメイトの永妻です。

今日はロジカルシンキング(論理的思考)も大事だけど、エモーション(感情)も大事だよね、という話です。

塾とホームワークの話

わたくし小学1年生の長女がいまして、土曜に塾へ通っています。
そもそも彼女の塾に行くことになった背景は、塾に行くことによって…

  1. 友だちを作りたいから

  2. 学校のテストを早く終わらせたいから

だそうで、純粋な勉強へのモチベーションはあまりないようですw
親としても塾に行かせる気はなかったのですが、塾から出されるホームワークを必ずやるという条件で塾に通うことになりました。

しかし先日、ついに塾から出されるホームワークをやりたくないと言い出しました。
「じゃあ塾辞めようか」というと、本人は「塾には行きたい」と。

当初ホームワークをやるという条件で塾に通わせているので、ロジック的に矛盾します。
で、その矛盾について話したものの、「ホームワークはやりたくない、塾は行きたい」の繰り返しで、堂々巡り。最終的には泣き出してしまいました。

こんなとき、いくらロジックを振りかざしても、娘が納得してホームワークをするということはないでしょう。

今回は相手が子どもでしたが、論理的矛盾を指摘しても感情的に納得してもらえない、という場面って、大人同士でも案外ありますよね。

ビジネスではロジックが成立することが重要ですが、場面によっては、エモーションもかなり大事だなぁ、と。
つまり、ロジカルシンキングも大事だけどエモーショナルシンキングも大事なんじゃないかと思い立った次第です。

ロジックとエモーションは相反しない

今回の例で言えば、延々と論理的矛盾を指摘し続けても確実に解決しません。
それどころか、「パパ嫌い!」となります。(ひぃ…w)

解決の糸口を見いだすためには、ホームワークをやりたくないという感情に寄り添ってあげることが重要そうです。
感情に寄りそって最良の結果を考える、いわばエモーショナルシンキング。

どういう経緯があって、ホームワークをやりたくないのか。
彼女の感情やモチベーションの浮き沈みを考えたり聞いたりして、主張に至った背景と要因を紐解いていく。
そして、その要因・課題を取り除く方法を提案できるとよさそう。

…と、いろいろ考えていましたが、結局のところ、人の感情という対象に対してロジカルシンキングしてるだけだな、と気付きました。

エモーショナルシンキングはロジカルシンキングと相反するものではなく、ロジカルシンキングの一要素だな、という結論です。

ロジカルシンキングにエモーショナルの要素を入れよう

翻って、ロジカルシンキングをする際には、人の感情という側面を見落としがちなのかもしれない、と感じるようになりました。

さきほどの例で言えば、「ホームワークをやらなければ塾に通えない」というロジックは、無機質で感情が入っていないな、と。

こどもは宿題をやらない生き物なので、このロジックは結果的に「泣きながらホームワークをやらせる」か、「塾をやめさせる」の二択になりますw

感情面も考慮すると、例えば、「毎日ホームワークをやったら毎日アイスが食べられて、塾にも通える」というロジックの方が、みんなハッピーになれそうですよね。

ビジネスでも、特にスタートアップでは「ごほうび」をつくること、定期的に労うことが大事だよね、といわれています。
ビジネスだからといって、ロジックだけでなく、エモーションも大事にしてコミュニケーションをとっていきたいですね。

しかし、子育ては学びが多いですね。
長女のモチベーションを高める方法にはまだ改善の余地があるので、試行錯誤を続けますw

それでは。

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