改めまして、の話
こんにちは。心理屋の長月です。
思い立ったことがあったので、ここから改めて投稿します。
そう、思い立ったら吉日ってこと。
吉日ついでにこれを読まれている方に聞きたいのですが、
「カウンセラー」という仕事、どういうイメージがあります?
ただ話を聞く人?
心の全てを見通す人?
何しているかわからない人?
そう、イメージがつきずらいと思うんですよ。
医者でもないし、看護師でもない。
学校にいるスクールカウンセラーも何しているかよくわからない、
会社にいる健康管理室の人?とか思うかもしれません。
「カウンセラー」とは、
心理学を基礎とした心を扱うスペシャリスト、です。
では、心理学とは何か。
心理学は、統計と実験と科学と哲学と解釈の学問なんですよ。
心は目に見えないから、データで表せないと思った?
残念、目に見えないからこそ、データを取るんです。
アンケートとか、実験とか、いろんなことをして結果を積み重ねる。
文系かと思ったらガチ理系でビビるというのは、大学で心理学科を専攻した学生が全員通る修羅の道です。
信頼性や妥当性の高さがものを言ってくる世界、それが心理学。
今は、民間資格の「臨床心理士」と国家資格の「公認心理師」の
二つの資格が専門家として名乗っています。
その中でも「臨床心理士」の資格を持つ人は、
大学院に行って、こういう統計とか実験とか解釈とかをアホみたいに勉強して
一年弱くらい実績を積んで資格を取っている人たち。
ガチプロってわけです。
その人たちが行っている心を扱う業務が「カウンセリング」ってわけです。
カウンセリングは、過去の研究者たちが統計や実験、科学で証明してきた概念を
全て集約させて、クライアントさんがどういう状況なのか、
観察し、考察し、検証し、カウンセラー自身も一緒に悩むという作業。
あの時間、とんでもないことが起こるのは当然です。
ワイはカウンセリングをレスリングに例えたりします。
相手がどんな技を打ってくるのか、どのタイミングで、どう跳躍してきたか、
過去の試合ではどんなふうに戦っていたか、数々の選手がいる中で、誰の試合に近いのか。
レスリングが終わると、選手同士が晴れやかに帰って行ったり、
悔しさを滲ませながらタオルを叩きつけたりしていると思います。
あれです。あれが起こっているんです。
だから、カウンセリングには体力がいるんです。双方ともに。
さて、ワイが思いついたこと、それは、
「心理学っておもれ〜」っていうのが広く知られてほしい〜〜ということ。
というのも、カウンセリングってなんか敷居高いじゃないです?
値段も高いし、何やってるかわからんし、
どんな人がいるのかもわからん。
だから、少しばかり心理学との距離が縮まれば、
お医者さんに行くように、さらっとカウンセリングに行くことが出来るようになるんじゃないかなー、
なるといいなーって思ってます。
というか、ワイが心理学好きだから、
ちょっと付き合って、という気持ちもたくさんある。
心理学を知れば、自分の心の動きにも目がいく。
自分の心の動きを知れば、他人の心の動きにも目がいく。
すると人間の解像度が少しばっかり上がる。
なんかちょっと面白そうくない?
ということで、ワイが思う限りの心理学おもれ〜〜をお伝えしたいと思いまして、
この度noteを再作成させていただきました。
またお付き合いのほどよろしくお願いします。
ちなみに、つれぴとは仲良くやってます。