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3月3日(ひな祭り)と、5月5日(こどもの日)と、7月7日(七夕)は、毎年同じ曜日だということを知っていますか? たとえば、『3月3日』が土曜日の年なら、同じ年の『5月5日』と『7月7日』も土曜日だということです。 何故そうなるのかといいますと、これは、『3月3日』から63日後が『5月5日』であり、『5月5日』から63日後が『7月7日』だからなのです。 (31日-3日)+30日+5日=63日 63÷7=9 3月3日からちょうど9週間後(63日後)が5月5日とな
新しい照明器具は、LED電球や蛍光灯などの省エネランプに、ほとんど変わりつつあります。 ここで、買い換えや取り替えの時の豆知識を少しばかり。 【光源からの光の量=ルーメン(光束の単位)】 光源、ランプから放射される光の量は、全光束ルーメン(lm)値で表され、明るさの目安として参考にします。 ルーメン値が大きいほど明るいのです。 昔からの電球と最新のLED電球だと、電力(ワット数)が同じでも明るさが全然ちがうことがありますよね。いま照明器具を選ぶ際には、ワットより
トンネルの入り口、出口はどのようにして決めているのでしょうか? 普通なら自分が乗った列車が入った方を入り口、出た方を出口ぐらいに思っている人が多いのではないでしょうか? 実は、トンネルの建設や保線にあたる人たちは、はっきりと入り口と出口の区別しているのです。 その決め方は、鉄道の起点に近い方を入り口、終点に近い方を出口としているのです。 たとえば東海道本線ならば、起点は東京、終点は神戸です。 この場合、その間にあるトンネルは、すべて東京側が入り口となります
日の出、日の入りは「太陽の上辺」が地平線にかかった瞬間だということは、ご承知のことだと思いますが、月の出、月の入りとはいったいどの瞬間のことをいうのでしょう。 それは、月の中心が地平線にかかった瞬間です。 では、なぜそうなるのかといいますと、月には満ち欠けという現象があるからです。(満月の時以外では、出没時の「月の上辺」が必ず見えるとは限らないから) なお、天文関係の書籍では、「月の中心」の立場をとるものが多いのですが、海上保安庁の天体位置表などでは「月の下辺
トランプという言葉を当たり前のように使っていますが、実は、トランプという言葉は日本だけの呼称なのです! 英語圏の国では、playing cards(プレイングカード)と呼ばれています。 それでは、なぜ日本ではトランプと呼ばれているのでしょうか? トランプという言葉自体は、英語圏では、切り札という意味で使われています。 この切り札という意味で使われていたトランプを、カードそのものの名前だと日本人が勘違いしたため、日本では、トランプと呼ばれるようになったそうです。
大阪と奈良は正確には近畿ではありません。 『「近畿」は、古代律令制における広域行政区画「畿内」に由来する語で、都(畿)と、その近隣地域』という意味です。 【畿内】 帝都付近の地。中国の古制で、王城を中心とする四方500里以内の特別行政区。日本では歴代の皇居が置かれた、大和・山城・河内・和泉・摂津の5カ国、すなわち五畿内。和泉が河内から分置される奈良時代までは四畿内といった。 (広辞苑 第六版) つまり、大和(奈良県)・山城(京都府南部)・河内(大阪府東南部)・和
書籍や雑誌のほとんどが、A・Bの二種類のサイズの用紙からつくられています。 【A判全紙】A0サイズ (841×1189mm) 【B判全紙】BLecture7:書籍や雑誌のサイズ0サイズ (1030×1456mm) A判は、19世紀末ドイツの物理学者オズワルドによって提案されたドイツの規格で、面積が1平方メートルの「ルート長方形」を(A0)としました。現在では国際規格サイズです。 B判は、日本の美濃紙をもとに面積が1.5平方メートルの「ルート長方形」を(B0)とし
明治元年(1868年)、江戸幕府の直轄領(幕領・旗本の領地)が明治政府の直轄領になり、三都(江戸・大坂・京)や、開港五港などを管轄する重要地域を「府」とし、それ以外を「県」として、「府」に「知府事」が、「県」に「知県事」が置かれ、「藩」はそのまま大名(諸侯)が治めました。 明治2年(1869年)、『太政官布告』によって、京都府・東京府・大阪府以外は全て「県」と称することが決まり、(神奈川府・新潟府・越後府・甲斐府・度会府・奈良府・箱館府・長崎府)が「県」に名称変更した。