「伝え方が9割 マンガ版」読後と内容について
こんにちは。りょーやです。
最近読んだ本「伝え方が9割(マンガ版)」について、その内容の簡単なまとめと、実生活で実践できるポイントについて書いてみました。
マンガ版はストーリーがしっかり組まれてるので、それなりに理解しやすいし頭に残りやすい。
話し方や伝え方って人それぞれだけど、共通して言えるポイントなんだな〜と納得しました。気になる方はぜひ一読してみてください。
大原則1.自分の話したいことをそのまま話さない
話したいことをそのまま話さない、、これがなんだかんだ一番難しい。生きてきて21年、話したいことをそのまま話してきた人生、、。そもそもそこを変えることが一番大変な点。
言いたいこととしては要するに、「相手に納得してほしい、動いてほしい」という思いがあっても『そのまま伝えたら』もちろんNGだよ、ということ。
みなさんも、友達や同期、パートナーに対して「〇〇して!」とそのまま伝えてませんか?
それって、「とりあえず自分のために動いて!」って言うのと何ら変わりない。もはや強制までもある。
ここでのまとめとしては、「相手に何して欲しいか、どうしてほしいかを考えるが、『そのまま』言葉にしないフレーズ」。
大原則2.相手の頭の中を想像する
第二の原則。まずやってほしいこと、動いてほしいことを思い浮かべたら、「相手の頭をハッキング!」(ハッキングで合ってるのかどうかはわからないけど。笑)
要するに、「相手が何を考えて、どんなことを思っているのか?」を簡易的でもいいから考えよ、とのこと。
本書で述べられていた例としては、伝える相手が『どんなこと・ものが好きなのか』を考える。その後、大原則3.に続く『メリット』と『好きなもの・こと』とが一致するように、相手への頼み事・お願いを考えろ。と述べられています。
そもそも相手が好きでもないことや、好んでやるわけでもないことを絡めて依頼しても意味がないよね、って話。
大原則3.『相手のメリットと一致するお願いを作る』
大原則の3、は『相手のメリットと一致させたお願い』を作ること。自分だけの言葉、かつ相手の頭の中を想像したとしても、この大原則3がなかったら『イエスをもらうお願い』を作ることができない。
本書で述べられていた例としては『ラーメン好きな彼氏』に対して『驚くほど美味しいラーメン屋を見つけたんだけど、行かない?(本当はデート)』など『相手が好きなもの、かつイエスを言いたくなること』を考えて本来の目的(ここではデート)を実行できる方向性に持っていくこと。ここでは極端な例を挙げていますが
『通したい企画がある』
『好きな人とデートに行きたい』
など、本当に自分が遂行したい内容に対して、特に意識して使うべきですね。拙い言葉で想像しにくい部分もあるかと思うので、詳しくは本書『伝え方が9割』を一読ください!
伝え方の技術『7つの切り口』
次は実際に相手にイエスをもらう時の伝え方『7つの技術』について。
ルール(大原則)を知っていても『具体的なテクニック』がないと、効果バツグンにはならない!7つがあればさらにイエスをもらいやすくなる!ということですね。ちなみに複数個掛け合わせることで効果が倍増します。
(1)相手の好きなこと
(2)選択の自由
(3)認められたい欲
(4)あなた限定
(5)チームワーク化
(6)嫌いなこと回避
(7)感謝
ここでは冗長になりすぎないため、(1)相手の好きなこと、(2)選択の自由、(3)認められたい欲 について記述していきます。
(1)相手の好きなこと
これは大原則2と被りますが、『相手の好きなこと(メリット)から言葉を紡ぐ』方法。『自分が達成したいこと』をそのままストレートに伝えると、『自分だけのメリット』になってしまうため、相手にとってもメリットになることを考えなけばいけないです。
例えば、『成果物が決まった納期までに間に合いそうにない、、』という時。こんな時『間に合いそうにないから少し待ってほしい、、』と相手にそのまま伝えたら、そりゃあ怒られますよね。
一例ではありますが、「クオリティをもっと上げたいので少し待ってもらえますか?」と相手も納得、かつ『メリットであること』を提示すれば相手からイエスをもらえる確率も高くなります。この『相手の好きなもの(メリット)』を考えて提示できるか、それが重要。
(2)選択の自由
結論、『どちらを選ばれてもいいように自分のやってほしいものを二つ並べる』こと。二つ並べられると『選びたくなる』のが人間。特に人間の幸福感を左右する要素として『コントロール感(選択できるか否か)』があるといわれるように、強制させないで選択の余地を作ることが大事。
漫画なんかでよくある、帰宅した夫に対して『ご飯にする?お風呂にする?それとも、、、私?』というあれも選択の自由を持たせた技術なんですね!この技術いろんなところで使われてますね!(自分だったら絶対に私を選ぶ。)
(3)認められたい欲
『ビジネスシーン』で一番最強の『認められたい欲』。
人は認められると『それに答えたくなる』という本能があり、そこをくすぐるのがこの技術。
例えば残業を誰かにお願いしたい時。『これ残ってるから残ってやってもらってもいい?』のようにストレートに物事を伝えがちですが、これはNG。ではなくて『この資料を作ってほしいんだけど、正確、かつ綺麗なデザイン力がある〇〇君にしか頼めないんだよねぇ、お願いできるかな?』という風に「その人が持っている能力を認めた」言い方をするのが良いんです。
人間誰しも褒められたら嬉しいもの。大衆扇動のテクニックにも『ストレングス』という「相手を認めて鼓舞する」話法があるように人類共通して使えるテクニックなんですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
3つの大原則に始まり、7つの切り口。特に『相手の好きな(メリット)こと』『認めたい欲』『選択の自由』という点は日常生活で特に意識して使っていって初めて体得できそうですね。
普段自分が意識していなったことや話し方が多く書いてあったのではないでしょうか??
伝え方の技術では『7つの切り口』の内、『3つ』までしかお伝えしませんでしたが、残り4つが気になる方はぜひ『伝え方が9割(マンガ版)』をご一読してみてください!https://www.amazon.co.jp/%E3%81%BE%E3%82%93%E3%81%8C%E3%81%A7%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%82%8B-%E4%BC%9D%E3%81%88%E6%96%B9%E3%81%8C9%E5%89%B2-%E4%BD%90%E3%80%85%E6%9C%A8-%E5%9C%AD%E4%B8%80/dp/447806864X/ref=sr_1_4?crid=1R37ZVI3NY61K&keywords=%E3%81%A4%E3%81%9F%E3%81%88%E3%81%8B%E3%81%9F%E3%81%8C9%E5%89%B2+%E6%9C%AC&qid=1644462956&sprefix=%E3%81%A4%E3%81%9F%E3%81%88%2Caps%2C192&sr=8-4
また今まで上げてきたテクニック以外にも、『強い言葉を作る技術』などキャッチコピーを作る技術についても『伝え方が9割(まんが版)』に記述されています。言葉を操って自分の人生をよりよく、楽しいものにしていきたい方はぜひ読んでみてください!
それではまた!
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