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櫻井翔の発言に対する炎上とお粗末な擁護について

元日本兵への発言で大炎上の櫻井翔 貫きとおす「使命感」
櫻井翔、元日本兵に「殺してしまったという感覚は?」で大炎上するも貫きとおす“使命感”

と言う記事を読みました。
2021年12月10日 livedoor NEWS 週刊女性PRIMEの記事です
無記名の記事で記者は不明です。
週刊女性PRIME の意見と言うことです。

記事のタイトルは
元日本兵への発言で大炎上の櫻井翔 貫きとおす「使命感」

大見出しは
櫻井翔、元日本兵に「殺してしまったという感覚は?」で大炎上するも貫きとおす“使命感”

小見出しは
櫻井翔が大炎上も背景にある「遺族の気持ち」

思い入れの強い2万5000字
です。

見出しから、櫻井翔は貫き通す使命感があった事がわかります。
大炎上してもその使命感から「殺してしまったという感覚は?」と言う言葉に対して訂正も謝罪もしない。
それは貫き通す使命感に基づくものであるから、
と言う事がわかります。


小見出しから、櫻井翔は戦争被害者、戦争遺族であった事がわかります。
そして12月7日発売の『Newsweek日本版』に「櫻井翔と『戦争』 戦没した家族の記憶」と題し、約2万5000字のレポートを記している事を伝えています。

では内容を見ていきましょう。
記事の前半で、今回騒動になった日テレのニュース番組「ニュースZERO」における櫻井翔キャスターのレポート内容が記されています。
中盤で櫻井翔の「アメリカ兵を殺してしまった……」という質問にネット上は批判の声が殺到する。
と続け、ネット上の意見として3つの例を上げました。

記事は、この3つの例を要約してネット上で非難している人々のその非難している理由として

1、櫻井のこの発言で傷ついた人が多くいる。
2、アイドルがキャスターの真似事ごとをしている。
3、櫻井翔は、あまりに無知で、軽い気持ちで質問した。


とまとめています。
そしてネットの意見の大半が3番の
3、櫻井翔は、あまりに無知で、軽い気持ちで質問した。
と捉えていると記事はまとめます。

その事に対する反論として記事は、
櫻井翔は、戦争に対して尋常ならぬ思い入れを持っている。
その理由として、

12月7日発売の『Newsweek日本版』では「櫻井翔と『戦争』戦没した家族の記憶」と題し、約2万5000字のレポートを記している。

からだと記事は書きます。

思い入れの強い2万5000字
と中見出しに書いていますので、文字数により尋常ならぬ思い入れがある証拠とし、
櫻井翔が戦争の遺族である事を書いています。
戦争の遺族とは「26歳の若さで戦死した大伯父」である事を記事は書いています。

記事の要約
ニュース番組の内容紹介
櫻井翔の発言でネットが炎上
炎上理由の大半が櫻井翔の無知と軽い気持ちで出た「アメリカ兵を殺してしまた……」という質問
それに対する反論
櫻井翔は無知でもなく軽い気持ちでもない
理由の提示
櫻井翔の大伯父が戦死している
その事を書いたレポートが2万5000字ある
櫻井翔はたくさん戦争をテーマにした取材をしている。
そして櫻井翔の貫き通す「使命感」の提示。

『戦争はしちゃいけない』ということをですね。

これこそが、櫻井が最も引き出したかった言葉で、戦争を知らない世代に伝えたかったことなのかもしれない。
と記事は、櫻井翔の貫き通す使命感について推測し結論づけました。

この記事を読んだ感想
週刊女性PRIMEの記者は、櫻井翔に取材を申し込み彼の意図を聞くべきではないのか。
全て推測ではないか。
推測で記事を書いて櫻井翔を擁護している。
個別の論理もおかしいが、いちいち突っ込むのも馬鹿らしい。

最終結論、貫き通す櫻井翔の使命感が
『戦争はしちゃいけない』ということをですね。
て、
しかも推測で。
櫻井翔が取材に答えて吐露したことでもない。
『戦争はしちゃいけない』ということをですね。
なんて当たり前じゃないですか、それでも日本が戦争に進んだ理由や、兵士達が突撃した理由を考えた事がないのでしょうか?
しかも今はいろんな資料もあり、日米開戦時の日本の事情についても学ぼうと思えば学べるはずです。
あまりにも幼稚で稚拙な「貫き通す使命感」ではないでしょうか?

週刊女性PRIMEの記者は、櫻井翔に取材もせず彼の使命感を、この様に矮小化していいのでしょうか?
櫻井翔の名誉に関わる事です。
記者は、わたしたちと違い、取材対象に取材する特権と義務があるはずです。
どうかこの様な無様な擁護を推測に基づいて行うのではなく、櫻井翔にちゃんと取材して、本当の櫻井翔の貫き通す使命感についての記事を書いてください。

よろしくお願いします。

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