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国別の肥満率を調べたら日本が凄かった

この記事は、ウイルス感染について言及するものではありません。あくまで前振りですので、ご関心のない方は、2)から読み進めてください。

1)感染拡大を阻止できた理由

新型コロナウイルスの感染拡大ですが、ひとまず収束に近づきつつあります。

「第二波に警戒が必要」という声はありますが、秋になって気温が下がり始めるまでは、ひと息つけるだろうと考えています。もちろん、最低限の警戒は必要ですよ。

国民の総数を分母として、死亡者数、感染者数を諸外国と比較すれば、
「日本は被害が軽度だった」と言って差し支えありません。被害が拡大した国と何が違ったのか改めて考えてみると、色々あります。

まず、うがいと手洗いですね。さらにマスクの着用に忌避感がない、土足、ハグの文化がない、職場や学校の公衆トイレを含めた衛生環境が優秀、等でしょうか。

2002年に中国から、SARSの感染が国境を越えて拡大した際にも、日本ではそれほど拡がらず、世界から注目を集めました。ようするに、感染症の類には強い国なのでしょう。

ところで、新型コロナウイルスに罹患するかどうか、「肥満が因子のひとつになっている」という説がありましたよね。というわけで、調べてみると意外な事実が判明しました。

2)肥満率の結果に驚き

驚いている子供

グローバルノートが提供している統計データによると、肥満率(18歳以上)の国別ランキング(1位~191位)は以下の通りです。

《グローバルノート》世界の男性肥満率 国別ランキング(2016年度) 
1位 ナウル(男女共)
2位 クック諸島(男女共)
3位 パラオ(男女共)
4位 マーシャル諸島(男女共)
191位 ベトナム(男女共)

ちなみに、甚大な被害を被った米国は、男性11位、女性21位です。生活環境、食における環境が同じなら、男女で順位に差が出ないのは当然の帰結でしょう。

さて、肝心のわが日本ですが、男性は147位。191ヶ国の中には、飢餓に苦しむ国家を含みます。それを考慮すれば、十分に優秀な成績だと言えそう。

その割に、毎年の検診において、メタボで引っ掛かる男性が多いのは何故でしょう。基準が厳しすぎやしませんかね?

次に日本人女性ですが、なんと190位・・・。

繰り返しますが、食べる物が行き渡らず悩める国家を含んだ順位です。特筆するべきは、男性との順位の乖離です。同じ文化圏で生活していながら、肥満に対する意識がまったく異なるという事でしょうか。

そう言えば、男性が理想とする女性のスタイルと、女性が理想とする女性のスタイルにも差がありますね。つまり、女性は男性の目を意識しているのではなく、同性を意識した身体づくりをしている結果が肥満率に現れているのではないでしょうか。

「痩せたいので骨盤を矯正してください」という女性は多いのですが、その中には明らかに標準より痩せている女性が含まれます。

「矯正してもこれ以上やせる余地はなく、健康を損ないかねないためお受けできません」と返答すると、凄く残念そうな、困った顔をなさるのですよ・・・。

ストイックと言いますか、志が高いと言いますか、日本人女性の凄さを再認識した次第です。



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