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今年の夏は暑かったのか? 2024

日中はまだまだ暑いですが、朝晩は随分と過ごしやすくなりました。お越しくださる皆様は、「今年の夏は本当に暑かった」と口を揃えて仰います。

そういうわけで、例によって例のごとく気象庁のデータを拝見しました。

大阪の8月の平均気温は30.4(30.7)度、東京で29.0(29.1)度とあります。

ちなみに()内は2020年の8月平均気温です。確かに暑い8月でしたが、まだマシだったとも言えます。ここは前向きに考えましょう。



とはいえ、今年は7月も暑く、9月も暑さがつづくとの予報がでています。

今年の夏は、各月ごとでいえば「最も暑い夏」ではありませんが、7~9月の平均気温で比較すると「観測史上最も暑い夏」になる可能性がありますね。

暑い日は、当然ながら体力・気力が消耗しやすくなります。さらに都合の悪い事には、睡眠の質が低下しますので、思うように疲労が回復しません。

つまり、7月だけ、あるいは8月、9月だけ特別に暑い場合と、夏の間ずっと暑かった場合とでは、疲労の蓄積度合いが異なります。

ちなみに、疲労を認識しやすくなるのは、少し気温が下がり過ごしやすくなるタイミングです。

暑さというストレスが存在すると、副交感神経が効率よく機能しません。その結果、寝苦しく感じる日が増えて、疲労が積み重なっていきます。

暑さから解放され、適温で就寝できるようになれば、自動的に睡眠の質が向上し、身体は本来あるべき状態に戻ろうとするわけです。

ただ、その副産物として、普段よりもしんどく感じたり、眠かったりします。

夏の間に蓄積された疲労が大きいほど顕著に現れますが、身体を癒すために必要な過程です。ここは甘んじて受け入れるしかありません。

そういうわけで、これから暑さが和らぐにつれて、疲労や眠気を感じる日が増えると思いますが、必要な時にしっかり休めるよう、スケジュールに余裕を持たせて活動なさってください。


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