「見えた課題」だけでなくて…
支援について考えるとき、「大人から見える課題」だけをピックアップしていっても、難しいものがあると思います。
行き詰まるというか、中長期的に見ていくといびつになってしまうことがある気がします。
「課題」というよりも「子ども自身がどんな段階にいるか?」みたいな捉え方をして、「見える課題」が子どもの育ちの一面であるという認識が必要です。
その上で、手立てを提供していって、その手立てについても評価をいろんな側面からしていく必要があります。
学習支援など特に、「成績不振」という「見えやすい課題」があっても、その子の育ちの段階を考えて、一見学習とは関係ないことも含めてアプローチに組み込んでいくというのは、このためです。
まぁ、その「段階」を評価するのも、その評価をした人に見えた姿というところはあるのですが、その評価をよりしなやかなものとするために職業支援者はいるのだと思います。
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