ちそうの学校#4「長崎恐竜物語」|1/20配信!
地域住民やプロジェクトに参加するアーティスト、地場の研究者など、各々が持っている「知(知恵・知識・知見など)」を共有し、折り重ねていくトークプログラム「ちそうの学校」。新年初となる第4回が1月20日にライブ配信されます。
過去の配信は、YouTubeチャンネル「Media Bound Baw」内の再生リスト「ちそうの学校」にアーカイブされていますので、興味のある方はぜひご覧ください。
長崎恐竜物語
さて、今回のトークテーマは「長崎恐竜物語」です。なぜ長崎で恐竜なのか? それは長崎と恐竜が切っても切れない深い縁で結ばれているから。その詳細については、トークにてご紹介できればと思いますが、簡単にご紹介すると…
《縁その1》
実は長崎市は恐竜化石の宝庫。日本初となる大型ティラノサウルスをはじめ、多種多様な恐竜化石が発見されている!
《縁その2》
「恐竜」というネーミングを考え、日本の化石研究の基礎を築いた「日本の古生物学の父」横山又次郎は(現在の)長崎市出身!
《縁その3》
1962年に高島炭鉱で日本初の恐竜の化石が発掘され「日本には恐竜がいない」定説が覆された。その後、同化石は哺乳類の化石だったことが判明するが、野母崎地区をはじめとする長崎半島に、8100万年前の恐竜の時代の地層があることがわかり「三ツ瀬層」と名づけられた!
などなど。こうした縁から、世界中の研究者の注目を集めている長崎市。2021年10月29日には野母崎に「長崎市恐竜博物館」が開館することが決まり、現在急ピッチで開館準備が進められています。
長崎市恐竜博物館ができる場所が長崎アートプロジェクトの舞台となる野母崎であることもあり、ちそうの学校#4では、長崎市恐竜博物館準備室学芸員の中谷大輔さんをゲストに招待。
長崎と恐竜の深い縁についての詳細や、そもそもなぜ人は「恐竜」に魅せられるのか? 地域の中に新たな博物館が誕生する意味や意義などについて、お話を伺えればとおもいます。
新型コロナウィルスの影響を鑑み、今回は野母崎にあるきまま焙煎所のパブリックビューイングは行いませんが、ぜひYouTube Liveからご視聴ください!
ちそうの学校 #4 配信概要
▽テーマ
ちそうの学校 #4 「長崎恐竜物語」
▽日時
1月20日(水) 19:30-21:00
▽配信URL
https://youtu.be/x5jcLRh20TM
▽ゲスト
中谷大輔(長崎市教育委員会 恐竜博物館準備室 学芸員)
1984年生まれ、北九州市出身。山口大卒。2012年鹿児島大大学院理工学研究科博士後期課程単位取得退学。同年から佐賀県立宇宙科学館(武雄市)学芸員。2017年10月から現職。
▽聞き手
林 曉甫(長崎アートプロジェクト ディレクター/NPO法人インビジブル 代表)、桜井 祐(長崎アートプロジェクト キュレーター/TISSUE Inc. 共同設立者)