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家庭でも、会社でも、国家でもそうですが、
人心が乱れていては、何事も成りません。

◉妻も子供たちも他人同然
有名な「7つの習慣」の冒頭に、『仕事に邁進してかなりの出世をしたが、家庭を犠牲にしてきたので、今では、妻も子供たちも他人同然だ』と悔恨している事例が紹介されています。
つまり、一番大事な妻と子供たちと心が通っていないのです。
日本の頑張っているサラリーマン男子、これに近い感想をお持ちの方が結構いるのではないでしょうか。

◉倒産する会社の特徴
大谷翔平選手が実践したことで有名な原田メソッドの原田隆史先生のお話です。
『倒産する会社の特徴は、決まっている。
トイレが汚い。ゴミが落ちていても誰も拾わない』
これは、まさに社員の心が荒んでいる例ですね。

◉民族が滅びる真の原因は
イギリスの歴史学者・アーノルド・J・トインビーは、
世界史の中で栄え続ける民族と滅んでいった民族の違いを導き出し、歴史上、文明が滅んだ民族はいずれも敵によって滅ぼされたのではなく、すべては内部崩壊が直接の原因であるとの説を提唱しました。
 
そしてその内部崩壊は
次の3つの過程のいずれかを辿っていく。
1 理想を失った民族は滅びる。
2 すべての価値を物やお金に置き換えて、心の価値を見失った民族は滅びる。
3 自国の歴史を忘れた民族は滅びる。
 

以上の例をご覧になっていかがでしょうか。
家庭も会社も国家(民族)も、心が一番大事であるということですね。

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幕末に、アメリカ船に乗り込み渡航を企てた罪で投獄された吉田松陰先生は、牢獄という逆境の中で、「孟子」を論じ、「講孟箚記」が残されています。

その中で松蔭先生は、
【正人心(人心を正す)】
ことに、尽きると言明しています。
洪水、猛獣、蛮族の侵入といえども、これらは抑えることができる。しかし、人心が乱れていては、どうすることもできない、と。

人心は目に見えませんね。一番大事なことは目には見えません。

〜とても簡単なことだ。ものごとはね、心で見なくてはよく見えない。いちばんたいせつなことは、目に見えない〜 (星の王子様より)

そして、この目に見えない心を正していくのは教育しかありません。
今、教育大革命が必須です。
 
実は、この「講孟箚記」(「孟子」と交互に)を朝活で週2回、コミュニティーで取り組んでいます。ご興味のある方は、無料招待できますので、メッセージ等でお知らせください。
参加URLをご案内させていただきます。

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