関西初!【泊まれる本屋】がコンセプトのホステル!「BOOK AND BED KYOTO」で本を読みながら京都の夜景を眺めて寝る快適感がハンパない。
BOOK AND BED KYOTOでリラックスしたい。
年内の仕事が明けるのを待っていたら、関西に着く日はクリスマスだった。
クリスマス時期と関西とは、私の中で親和性が高いらしく、毎年のように関西にあるお友達の家に行く。
偶然なんだけどね。
宿泊は大体お友達と一緒だったのだけれど(泊めてもらったり)、今年は人生のイベントがあっての一人。
30代に突入して友人の髪にも白いものが混じるか混じらないか二分化してきたものだから、人生は短すぎて目眩がする。
そうそう、
カナダ横断から帰ってきてから、なんだか体調がおかしい。
音楽のお仕事は短期間で追い込む事も多いので「忙しい」と言えば聞こえはいいが、ずっとジェットラグの中で暮らしているようだった。
張った神経の中で、10日間で6徹夜。
この日も5日間で4徹夜をしたところだったのは、プロ失格か。
それでも案外ケロリとしているので「まだまだ大丈夫な体力あるわね💌」と得意げな笑みを浮かべるものの、 寒い京都へ出発しようと玄関を出た私はコートを着ていないし、お土産のケーキをうっかりゴミ箱に入れようとしていることに気付く。
リラックスしたい!!
関西初!【泊まれる本屋】がコンセプトのホステル!BOOK AND BED KYOTO
東京・池袋に出現した、本棚の中で泊まれるホステルの姉妹店。
秘密基地にいるような静かな冒険心をくすぐってくれる。
祇園四条駅。駅からすぐ近くのビルの9階フロアにあります。
数ある京都の中で、どうして私はクリスマスに本棚の中で寝ることを選んでしまったのだろうか? せっかくの京都という思いを持つと、東京の店舗に足を踏み入れる時よりずっと怯んでいる事に気付くので、えーいと入店。
いい感じの雰囲気のバーカウンターが受付です。
ここの良いところは、何と言ってもビジター利用が可能なところ!
利用時間は13~17時まで。
メリークリスマスでーす! 旅ですか?クリスマスに一人旅ですか?
と、いきなりぶち込んできて、優しく微笑んでくれます。
本棚の中の本には、オリジナルの物販グッズも並んでいます。
お部屋の種類は?
スタンダード(110cm x 210cm) 4800円
コンパクト(90×210cm) 4300円
鴨川リバービュー(100cm x 210cm) 4800円
の3種類。
池袋店の
スタンダード(120cm x 200cm) 4500円
コンパクト(80×200cm) 3500円
に比べると、やや割高でしょうか。
鴨川を観ることができる眺望付きのお部屋が人気で、お値打ちのコンパクトは、部屋数が少ないのでお早めに。
個室にはドアこそついていないものの、しっかりとカーテンがついているので、ピッタリと閉めれば本棚に溶け込んで、中は見えない構造。
荷物置き場が別にあるのも嬉しいです。
「友達の部屋に遊びに来たような」がコンセプトで、本を読みながら共有スペースの高級ソファーで寝落ちしてしまう人も多いのだとか!
至福の時間です。
眺望抜群。どんなユーザー層が利用しているの?
祇園四条の駅前。目の前には南座があり、鴨川の川床を眺めることができます。
9階に位置する建物からは、京都タワーや清水寺も見渡せて、夜景は抜群。
ちなみに清水寺は50年に一度の工事中なので、海外からのお客様は残念がるそうですが、「むしろ一生に一度、工事を見られるチャンス」なのだそうです。(徒歩20分。)
窓が多くて景色が楽しめるのが特徴です。
もちろん本を読みながら寝落ちてしまうのもOKで、スタッフさんがそっと布団をかけてくれるのが嬉しいところ。
リピーターも多く「とにかく本が読みたい!」「帰れなくなったので今日泊まりたい」「非現実を味わいたい・ノンビリしたい」など様々です。
ビジター利用をしてみて、そのまま泊まりたくなってしまったら、その日に部屋が空いてればスグご案内してくれるそうです!!
連泊はもちろん可能です。
昼間は出掛ける方が多いですが、ビジターに混じってフリースペースでノンビリもできるので、観光の拠点に最高の環境とも言えるのではないでしょうか。
フリースペースは小上がり。1席ごとに電源が完備されています。
飲み物をこぼさないような便利アイテム!ティッシュ箱のような大きさで、上にスマホや本を置ける工夫がなされています。
レンタルバスタオル、シャンプー、リンス、ボディソープ、歯ブラシのお泊まりグッズを500円で販売しています。
リラックスを求めて来た空間
共有スペースにはトースターや電子レンジ、ポットが完備。食器類もそろっています。
近所でご飯を買って温められます。外に出るのも自由。
ふっかふかのスリッパ。
照明の飾りも本!
シャワー室。本屋さんの中でいきなりお風呂に入るみたいな感覚でドキドキ。
お部屋のある本棚は「窓際側」と、
「シャワー&トイレ&玄関がある側」ときっぱり二極化しています。
トイレは男女共用&女性専用が用意されています。
夜のお泊まりの時間はどんな雰囲気なの?
押入れ型のベットっていう閉塞感に慄きますけれど、真上や真横が人間でなく本棚なのは、ありがたい気持ち。
受付で耳栓を配布してもらいましたが、正直とても静かです。
ユーザー層も、本を読みに来る人たちだからかなぁ。
海外の方でも楽しめるように、言葉のない写真集なども充実しています。
面白い本が多すぎて寝られやしない!
夜中にふと窓の外を見ると、あぁ京都にいるんだなと胸がキューっとなります。
Barスペースではお酒が飲めますが、基本的にはホステルなので持ち込みも自由です。
夜の静かな飴色の光の中で、お酒とお菓子。
夜中にお腹が空いても深夜営業しているお店も多い立地が楽しいです!
深夜めし雑小屋 京都府京都市中京区下樵木町202-1 東木屋町ビル 1F 20:00~翌5:00
自然光の入るスペース
いいところは、夜景も素敵だけれど、自然光が入り、京都の空を眺めながら本が読める事。
もちろんWiFIも完備しているので、お仕事に利用される方もいるのだとか。
どこまで捗る環境なの・・・
いかがでしたでしょうか?
studio iota 前田は、京都の旅の中でもホステルを利用させてもらう事があります。
まず挫けたとこといえば、その寒さ。
冬の京都の夜は寒く、町屋なんかだと持ち服を全部出して着込んでも転げ回るほど苦しめられることがありました。
こちらのホステルは、室内は暖かすぎるくらい。
暖かいことはすごく行き届いてる事だと思っています。(ものすごーく乾燥してるけれど)
海外からのお客様も多い土地なので、
大衆溢れる共有スペースにテーブルが一つのドミトリーも多い中、
一人の時間を満喫できる
って贅沢な時間の使い方ですよね。
だけれど一人じゃない。みんなで本を読んでいるんだもの。
本を読みながらいつのまに寝落ちしてしまうのも至福の時間かも知れないけれど、
やっぱり私の贅沢な楽しみ方は、誰かの気配がひっそりと寄り添っていることだったりします。
BOOK AND BED KYOTO
〒605-0075京都府京都市東山区中之町200 カモガワビル9階
交通アクセス祇園四条駅より徒歩にて約徒歩2分
◆本記事はこちら!
東京店も好きです!!
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(ぶん・写真/studio iotal label 代表・前田紗希)
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