![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/65831690/rectangle_large_type_2_8af6ab8c3e240acb073735bf5fd1a7ff.jpg?width=1200)
ジョニー・デップ主演の映画MINAMATA(水俣)を観てきました(お薦め)
もう上演終了になっていますが、渋谷と港南台の映画館のみまだ観れたので昨日(21.11.16)鑑賞しました。内容については、ミカモさんの素晴らしい記事がありましたので、リンク貼らしてもらいます。
ジョニー・デップが私財を投じてまで創った映画です、非常に胸打たれました。今回はスピリッチュアルな視点と現実的な視点からNoteします。
被害者の子を持つ家族は、障害を持つ持たないに関係なく、自分の愛する子供として、一生懸命愛情をもって育てます。胎児の時からメチル水銀が脳を汚染したため、被害者の方々は生まれた時から見ることも喋ることも出来ません。
私達はみな胎児の時に”魂”が入ってきます。なので被害者の子供達も同様に、初めから大変な障害を持つことを分かった上で、その肉体(胎児)に宿ります。
障害で見えなくても喋れなくても彼らの中には”魂”が宿っていて、魂レベルでは両親やご家族の愛情を感じているのです。私達が深く感動する理由はそこにあります。
重度の障害を持って生まれてくる意味は?
私達ひとり一人に経済優先の環境破壊の愚かさを身をもって教えてくれます。本当に大切なモノは何かを気付かせてくれます。非常に素晴らしく尊敬すべき”魂”なのです。
次に現実的な視点から
化学会社(現:チッソ株式会社)は、メチル水銀を含む廃液を直接、海に垂れ流していました。ジョニー・デップ演じるユージン・スミスが来る15年前には既に水俣病が発病される事を認識していました。
その上で、チッソ(株)は病院を作ったり、被害者に補償しているのだから、問題ないと廃液を水俣湾に流し続けたのです。
もっと悪どい会社だったら、
タンカーを数台購入し、そのタンカーに交代で廃液を詰め込みます。詰め込み後は、太平洋の公海まで行って、こっそり廃液を捨てれば、誰にも分かりません。
これが海洋汚染の恐ろしさであり、現代でもどこかの国のどこかの会社が行なっていても全く不思議はない。私は2008年にこの事実を知り、非常に気持ち悪く落ち込んでしまいました。
私達には毒物である水銀は、地球さんにとっては元々あるものだから、地球さんにとっては何の問題もない。本当に困るのは、私達地球人類です。
原因結果の法則で将来、私達の子供や子孫が、水俣病の様に苦しむ事になるのです。
DMM英会話でもこのトピックを作って、各国の先生たちに意見や感想を聞きたいと思いました。その時はまたシェアさせてもらいます。
(おしまい)