好きな広告とかPRの事例を紹介。スピード違反関係は面白い!
おはようございます。
企業PRと文章とカメラで生活している砂流(すながれ)です。10月14日(日)21時45分をお伝えします。
今回は好きな広告とかPRの事例を紹介です。テーマは、「スピード違反関係は面白い!」です。
結構昔の事例なんですが、僕が大好きな事例が2つあります。
ひとつは、「Need for Speed」っていう海外では有名なレースゲームの事例。
「Need for Speed」が道路にとてもシンプルな看板を出しました。メッセージはこれです。
「Need for Speed? XBOX360」
めっちゃシンプルですよね。これが何の意味があるのか気になりませんか?
実は、この看板広告が設置された場所は・・・・・・
スピードメーターがある場所なんです。要は、速度違反の写真が撮られた時に一緒に「Need for Speed? XBOX360」がうつる仕掛けってこと。
違反者の自宅にスピード違反の写真が届いた時に、Need for Speedの看板がうつっていて、「ゲームでめっちゃスピード出して運転しようぜ!」って訴えているわけなんですよね。
デザイン費も看板広告代(OOH)も安いゲリラ的な施策としてずっと記憶に残っています。
もう一つは、ストックホルムで実施された「スピードカメラくじ」(The Speed Camera Lottery)。スウェーデンの交通安全団体NTFと自動車メーカーのフォルクスワーゲンが実施した施策になります。
https://www.youtube.com/watch?v=iynzHWwJXaA
こっちは交通安全を促進する取り組みです。制限速度以下で運転すると自動的にクジの抽選に参加ができます。このクジの賞金は、スピード違反者が支払う罰金から捻出される、というもの。
3日間の実験で、24,857台の車両が撮影されて、1名が2万スウェーデン・クローナ(当時約22万円)を獲得、4名が1万クローナ(当時約11万円)に当選したそうです。
3日間で22%も平均速度が下がったみたいで施策としての効果も上々だったようです。
こういう施策良くないですか?
こういうアイデアを自分のPRとか広告で発揮したいなぁ、