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エンジニアの文化を広報にも取り入れて、ペアプロをやってみた。これは良いことだらけだわ
エンジニアには、ペアプロという開発手法があるそうです。
ペアプロというのは「ペアプログラミング」の略で、2人で協力してプログラムを開発をする手法のこと(違ったらごめんなさい)。
プログラマ同士でペアプロをやる時は、「ドライバー(手を動かす人)」と「ナビゲーター(指示を出す人)」というロールを20分交代でやったり、その場で何を考えているのか、何故それをやったか、などの質問を浴びせまくって、知識共有を行ったりするそうです。
これを、広報でも流用できないかな、と思いました。
というのも、プレスリリースを書いたりだとか、ニュースレターを書いたリだとか、オウンドメディアンの記事やインタビュー記事を書いたりだとかのライティングスキルって伝えることが難しいから。
特に天地人はリモートワークなので、実際どんな感じで書いているかとかをチラ見することもできないので、誰がどれくらいスキルを持っているかの本当のところが分からないんですよね。それに加えて、誰がどれだけの時間をかけて作っているかも見えにくいのというのもあります。
僕は、曲がりなりにもライター歴10年以上あるし、Engadgetなどで大量に記事を書いたり、VジャンプのWebメディアなどで連載をしていたりなどの経験もあるし、プレスリリースも大量に書いてきたので知見はあります。
広報の方や新人ライターの方に、ライティングに関して講師をすることもあるし、そういう意味では体系化もできているので、実際にやっているところを見せてみて感想をもらってみようと思いました。
名付けて、「エクストリームペアニュースレター」。
ということで、僕がニュースレターを作る様子を画面共有してインターン生に見せながら、適宜、「これはこういう意図ですよ」とかの説明もしながらやってみました。何も準備をしていないところから、書きあげるまで1時間くらいを付き合ってもらった感じです。
ChatGPTとかClaudeとかをどう使っているのかも全部おおっぴらにしながら進めていきました。
結果的に、インターン生からしてみると、生成AIの使い方含めてめちゃくちゃ学びになったようで、実りある時間になりました。僕としても、スマホを見たりとかXを見たりとかができないし、本気でやらざるを得ない状況に追い込まれたのが良かったと思っています。
本来は、冒頭に書いたとおり「見学」だけではなく「ドライバー」と「ナビゲーター」を交代でやったりしないといけないのですが、まずはここから、ということで。
次はインターン生に書いてもらうなど役割を変えながら、もっと広報でも使っていけないか探っていきます。
最後に。なんだかかっこよく書いていますが、ペアプロに関しては、天地人のエンジニアマネージャーのおふたりから「やってみたら!」と提案してもらって始めています笑
そして、そんな天地人のエンジニアリングマネージャーのひとり白井さんが書いたzennの記事が週末めちゃくちゃ読まれていて、ホッテントリ入りもしているので、こちらもどうぞ。
エンジニア以外の人にも間違いなく参考になります。
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