全て枯れたら残るもの
毎週本を買っている気がする。
たかだか2.3千円程度なら普通に本屋で使ってしまうくらいにはバイトのおかげで金回りがいい。
ついこの前もサムネの『死にたくなったら電話して』を読み終え、昨日は『同志少女よ敵を撃て』を買った。
この『死にたくなったら電話して』は久しぶりに当たりを引けたような気がしている。
欲望に向き合い、それに対する執着が消えればどうなるのか。人は死んだらどこに行くのかみたいな話とはまた違う切り口で無への渇望へ突き進む2人を見つめ、そしてまた自分もどこかで道を逸れるとそんな方向に簡単に振れてしまいそうな危うさに包まれる一冊。
今となっては読書をする人の割合は社会人の30%くらいしかない。みたいな話を聞くけど、これって本の厚さによって全然尺度が違うよなぁと感じつつ毎回耳に入るものの流れてしまう。
今月は3冊?読んだのか。
自分としてはそこまで読んでいるわけではない読書量だけど、きっと世間的には大層な読書家に当てはまるのだろう。
生への渇望、あるいは生きることへの執着について考えさせられる授業が続く中、死ってむしろ最高の贅沢なのかもしれないと考える抜け道をまざまざと見せつけられる体験は良いものとはいえないけど、そこに踏みとどまる手を差し伸べられている気もしなくもない。
虚構の中くらい好き勝手夢想しても許される気はするし、それすらも咎められるのであればそれはそれでまた面白い。
ぶっちゃけこの記事を書くのにそこまで頭を使ってないのでここまで読ませていたなら申し訳ないけどまぁ、そんな感じです。
ポケモンやってバイト向かってる最中に書いた間に合わせnoteでした。
そんなわけでぼちぼち終わっときますね。行ってきます。