カツレツのレツって何か知ってる?
今日もバイトしてた。そんな中で中国人の先輩がある一言を発した。
「カツレツのレツって何?」
確かに。確かにレツってわからん。定時までの残り40分、頭の中にはレツが列を成して埋め尽くしてくれた。いやレツって何やねん。
オムレツのレツとカツレツのレツは多分一緒。ということは技法?オムレツとカツレツの共通点って何?卵?洋食?ということは何かの技法?いや全く共通点がわからん。油は使っても明らかに量が違う。じゃあなんなんだよレツって。
結果はこうだった。フランス語で「少し」の意味らしい。
カツは肉片、レツは小さなを意味していて、カツレツはその通り小さな肉片の料理。
オムレツのオムは皿、つまり小さな皿。小皿の料理を意味するらしい。
この小さいを意味するレツ、これが転じて色々なものの由来に繋がるとレツの信憑性が上がってくる。
小さい腕を意味するブレスレット。小さい豚を意味するピグレット。小冊子のパンフレット。
これ見てすげーー!ってなっていた自分の心は新しいことを見つけた5歳児の気持ちだった。思わず先輩に「カツレツのレツってどういう意味か知ってます???」って得意げに聞いたし。
ふとしたところに何かを吸収する機会は転がっているし案外そんなものの方が面白かったりする気がする。
揚げ物で少し火傷した人差し指が誇らしい。
いや普通に痛い。
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