憧れは憧れのままでいいのかもしれない

サムネイルにある通り、葉巻（シガリロ）に手を出してみた。

BlackStoneのチェリー味。NANAでヤスが吸っているものの葉巻版。

匂いがするのと、20分くらいは吸い続けられることから買ってからしばらくして初めて吸うことができた。

ガツンとくる煙にこもる甘いチェリー。確かに美味い。でもこれを毎日吸うかとなるとそれは違うレベルの感覚。

好きなアーティストの吸う煙草に憧れて煙草を始めた人は少なくないだろう。

かくいう自分もバキの花山薫に憧れて、最初に吸った煙草はラッキーストライクだった。

今はピースを気に入っているけど、これも格好いい大人が吸っているからというのもまた否定できない。

Black Stone、ブラストは中々美味い。思わずお酒を頼んでしまった。アマレットのロック。甘ったるい味に混ざるチェリーが心地よい。我ながらいい組み合わせをした。

憧れから始めるものは色々ある気がする。楽器だったり何かしらの趣味だったり。憧れの人や先輩、はたまた好きな人の好きなものに手を出そうとすることはあるだろう。

来年も一緒に行こうと思って、始めたばかりのスノボを買う頃には一緒に行く関係ではなくなっていたりするのもまたご愛嬌なのかも。おかげでスノボが楽しくなってるし。

珍しくヤニクラになっている気がする。心なしか頭がぼーっとする。これを心地よいと形容するにはまだ人生が足りていない。

あと4本もブラストが残っている。いつこれから吸うのだろうか。誰と一緒の時に吸うのだろう、そもそも誰かと一緒にこれを吸うタイミングはあるのだろうか。

憧れのものばかりが増えていく。デュポンのライター、自分の家に作るミニシアター、旅行に、ご飯、稀覯本に、映画。挙げ始めるとキリがない。

最近はTwitterとかに流れてくる誰かの観た映画や音楽を受動的に摂取していることが多い気がする。

自分が見つけて、自分が気に入っているものはこれから増えるのだろうか。主体的に誰かの目に留まることはあるのだろうか。そしてそれを誰かが楽しむ機会はあるのか。

叶うものなら、誰かが自分の好きなもので少しでも人生が満たされてくれたらと思いつつ、最近自分が自分で良かったと思えるものはあったかなと考える。

映画と本、あとご飯にお酒。そこそこあるじゃないかと安心したので、多分大丈夫。

このまま生きていこうと、どこか安心できた気になったので今日はこの辺で。今日は予定通りなら夜ご飯に行く。その人が喜んでくれたらと思うばかり。

というわけで今日はぼちぼちこの辺で。また明日。