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「超アウトプット入門」を読んで、今後は一層のアウトプットを心がけようと思った
私は会社が約束することを、ほんとうの意味で何一つ信じない。
— 安達裕哉 (@Books_Apps) November 6, 2024
会社も、経営者も、何一つ約束することはできない。約束をしたとしても、それはマーケットが変われば反故にされる。
そして、それが「会社とは付かず離れず」の本質だ。
元デロイトのコンサルタントで常に舌鋒鋭く、時に冷徹な投稿をしている安達裕哉さんの著書「人生がうまくいかないと感じる人のための超アウトプット入門」を読んだ。
私自身が学べたことは主に以下の通り。
アウトプットを心がけることで、仕事における人間関係、人事評価等は劇的に改善する。ここでいうアウトプットとは、「成果」のみならず、上司への報告・相談等、日々の細かな発信を含む。
ビジネスマンとして独り立ちするためには、アウトプットだけでは不十分。中長期的には成果を出さなければならない。
ただ、多くの人が一足飛びに「成果」を求めに行こうとして失敗している。大きな成果を出すためにも日々の小さなアウトプットの積み重ねが大事。
これからは職場での自発的なコミュニケーションを増やしていこう、と思わされた著作であった。この本を読んだからには読んで終わりではなく、仕事においてアウトプットを、そして成果を出していきたい。
以下、その他印象に残った箇所を抜粋しておきたい。
<アウトプットについて>
多くの人は将来の夢やビジョンなんて持っていない。大事なことは、変なこだわりを持たずに、まずは目の前の仕事で結果が出せること。
仕事も趣味もアウトプットを中心にすることで、短期的に劇的に良い変化が起きる。
インプットしたことで何をするかまで考えないとアウトプットとは呼べない。アウトプットに対して評価をもらって改善までできれば理想的。
アウトプットのポイントは、やったことが他者の目に見えるということ。こっそり勉強に大した価値はない。
社会で評価されるのは他者の目に見えることだけ。評価されたいなら、他者から見えるスキルを磨くことに注力すべき。
実績さえあげれば昇進できる会社は存在しない。出世したいなら、発言、報告、相談といったアウトプットで上司ウケを狙う。
ちょっとした雑用を積極的に買って出ることもアウトプット。周囲からの信用が良い仕事につながっていく。後輩や部下にその姿勢を見せることも重要。
何をすればいいかわからないときは、思考やイメージをアウトプットとして言語化する。頭の整理ができるし、そこから議論を始められる。
インプットした知識は、体系化して発信できる形に整えて初めてアウトプットと呼べるものになり評価の対象になる。
人から教えてもらったことは大して身につかない。自発的に学んだことだけが身に付く。
何をすればいいかわからないときは、思考やイメージをアウトプットとして言語化する。頭の整理ができるし、そこから議論を始められる。
インプットした知識は、体系化して発信できる形に整えて初めてアウトプットと呼べるものになり評価の対象になる。
人から教えてもらったことは大して身につかない。自発的に学んだことだけが身に付く。
変化のない環境に安住しているとアウトプットは減っていく。あえて楽な環境を崩して、成長が見込める環境に飛び込んでいくこともアウトプット。
<成果について>
アウトプットによってすぐに結果が出せるのは人間関係だけ。仕事で結果を出すには中長期的な取り組みが必要となる。
ビジネスの世界では成果をあげれば人間関係は後からついてくる。まずはアウトプット。人に媚びても信頼を得ることはできない。成果を出せ。
信用を取り戻すための謝罪に大した意味はない。行動と成果で示す以外に信用を得る方法はない。そして、その行動は独りよがりなものであってはいけない。
仕事で結果を出すには、一生懸命やっているだけではダメ。最終的な目標を見据えて、結果を出すプロセスに向けてアウトプットしなければならない。
修羅場を経験することでしか能力は向上しない。安全圏から少し出て、アウトプットを行う勇気が飛躍的な成果につながる。
<SNSにおけるアウトプット(発信)のコツについて>
SNSで求められる情報は、役に立つか面白そうか、のどちらか。
業界の中では当たり前だけど、外の人にはそれほど普通ではない話は、オリジナリティがあるみなされる。「知る人ぞ知る」情報を持っている人物は専門家としてフォローを集める。
質の高い発信とは、結局のところ体験に基づくレアな情報、オリジナリティがある情報を発信することに尽きる。
投稿、作成を趣味にする。
質の高い発信とは、結局のところ体験に基づくレアな情報、オリジナリティがある情報を発信することに尽きる。
<その他、仕事における心構えについて>
部下からの相談に改善のヒントがある。
部下からの相談を受けて動き出す上司は無能。
曖昧な質問に対しては曖昧は回答しか返ってこない。
たかが言い方、されど言い方。自分の意図や目的が正しく伝わる言い方ができているか、誤解を招く提案になていないか自問する。
信頼できるのは「勝たせてくれる指揮官」。勝てない指揮官はいくら人間的に優れていてもいくらコミュニケーションに長けていても信頼はされない。戦場ではすぐ死ぬから。
仕事とは、段取り八分、実際に仕事している時間二分 である。