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"無料"でAIチャットボットを作成!Power Virtual Agentとは?
どーも。きよともです。
IT関係に転職して、DX奮闘中。
最近は、M365について学び、アウトプットをしています
今回はPower Virtual Agentについてです
■ Power Virtual Agentとは?
Microsoftが提供するAIチャットボット作成サービスです。
このサービスを使用すると、プログラミングやAIに関する深い知識がなくても、簡単に強力なチャットボットを作成し、管理できます。
AIチャットボットを作る事で、詳しい人や総務・経理に質問がバンバン来るといった業務負担を改善できます。
また質問者側からしても、「誰に聞いていいか分からない」
「忙しそうで質問しにくい」といった状況やタイムロスも改善できます
■ 具体的な特徴・活用法は?
ノーコード/ローコードでの作成
コーディング経験がなくても、簡単にチャットボットを構築できます
エンジニアといった専門的な技術者不要で自社構築が可能です
Microsoft Teams連携
作成したチャットボットをMicrosoft Teams内で利用可能です
グループを作成し、特定のグループで活用する運用も可能
ヘルプデスクやFAQ管理の効率化
顧客問合せや社内のよくある質問に自動対応するためのツールとして活用できます
■ 問い合わせだけではない!こんな活用方法も
チャットボットは社内のQ&Aだけでの活用にとどまりません
例えば、「勤怠管理」としての活用も可能です
~流れ~
①Teams上で「勤怠bot」を立ち上げる
②AIが「出勤」「退勤」といった選択肢を提示
③ユーザーがボタンを選択すると、押した時間を取得
(例:朝9時に「出勤」を押すと、9時に出勤したとカウント)
④出勤時は「おはようございます」
退勤時は「お疲れ様でした」といった返答を表示
最終的には出勤・退勤のロ押されたログを元に、
Excelに加工し集計するなどにても転用可能です。
Power Aautomate(MicrosoftのRPA)を活用すれば
そのデータ連携も自動化できます。
こういった形で問い合わせ以外の使い方も可能です。
他にも例えば、経費精算や年末調整などの業務にも活用できそうですね。
AIがどんな資料を添付すればいいかを教えてくれて、
そのままデータ添付が出来れば、従業員側からしても助かります
■ 有料?無料?
Microsoft Power Virtual AgentsはM365のライセンスが無料で利用可能です。
正確にいうと無料と有料のプランの両方があります。
以下、簡単な内容をまとめます
・無料版
Microsoft 365ライセンスを持っている場合、
Microsoft Teams上でPower Virtual Agentsを無料で利用できます。
・有料版
Power Virtual AgentsをWebアプリ版として利用する場合や、
さらに高度な機能やカスタマイズが必要な場合は、
有料のライセンスを選択する必要があります。
※価格はユーザー数や利用する機能によって異なります。
有料プランの場合は、Microsoft Copilot Studioの契約が必要になります
しかし、Microsoft 365ユーザであればTeams上の利用だけに制限された「Power Virtual Agents for Teams」を無料利用することが可能です
■ まとめ
今回はAIチャットボットについてでした
AIを社内で活用したいといった声が増える一方で、
「どういったことがAIで出来るの?」といったご質問も多く頂きます。
そんな場合はAIチャットボットから始めるのはいかがでしょうか?
ビジネスパーソンは探すという行為に年間で150時間費やしていると言われています。
「営業資料の格納先」や、「年に数回しか使わない業務の手順書」
「お客様から聞かれて返答をすぐに調べたい」そんな時ありますよね
AIに聞いて、すぐに答えを出してくれるようにすれば、
会社全体の効率化に繋がります。
■目指せDX人材
M365は金銭的な面で中小企業の救いの手になる一方で、
おそらく躓くのは「デジタル人材不足」
M365は多機能ではある一方で手放しにDXが進むわけではありません。
必ずそれを使える人や、推進できる人がいて成り立ちます。
デジタル人材のニーズはこれからも増々高まっていくでしょう。
私自身も、転職して日々デジタル人材と胸を張れる人材になるべく日々勉強中です。
ITパスポートやVBAやRPAの資格を取り
直近では、「DX推進アドバイザー」という資格もとりました
一緒にDX人材を目指して頑張りましょう
こちらの記事もぜひ参考にしてください
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