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今後、日本に浸透するかも?"ピアボーナス"という従業員同士で報酬を送り合える仕組み

Googleを始め、海外では多くの企業が取り入れているという"ピアボーナス"
従業員同士が褒め合い、少額の報酬を渡すという制度。

日本では上記の仕組みを成立させる為に
『Unipos』というサービスを導入する企業が増えているみたいです。

仕組みとしては社内SNSのようなページで
「ありがとう」というメッセージと一緒にポイントを相手に送る。
受け取る側は感謝の言葉とポイントが届き、貯まったポイントは
現金やギフト券、お菓子などに替える事ができます(会社によって設定できるみたいです)
▼ユニポスのHPはこちら
https://unipos.me/ja/
--------【実際に使ってみた】-------

実は、私の会社でも少し前からUniposが導入されました。
実際に使ってみて、自分なりに気づいた事や良かった事を紹介させて頂きます。

■最初のイメージ■
(1)「縁の下の力持ち」という人へ、ありがとうを言うサービスかな?
(2)「ありがとう」ってちゃんと普段から言ってるから使わないかも?


っていうくらいのイメージでした。
正直、そんなすごいとは思わず、「機会があれば触ってみるか」くらいでした。

しかし、実際にやってみると、どんどん利用するようになりました。
そして、思っていた以上の幅広い効果が得られる事に気づけたのです。

■気づいた事・良かった事■
(1)言えてない"ありがとう"って意外とある
(2)相手をよく見るようになる
(3)自分の部下が周りからどう見られているか気づける

(1)言えてない"ありがとう"って結構ある。
始める前は、「ありがとうくらいってちゃんと言えてる」
って正直、思ってました。
でも意外と言えてない事に気づかされました。

例えば…
・自分がいない時に、電話をとってデスクにメモを貼ってくれていた
・いつの間にか皆が使う資料をいつの間にか大量印刷してくれていた。

「ありがとう言いそびれた!」
そんな時もユニポスなら気軽にコメントとポイントを飛ばせます。
普段、絡みがあまりない他部署の新人などにも、気軽に送れるのはすごくいいなと思いました。

(2)相手をよく見るようになる
Uniposを始め、数ヶ月すると、ポイントを送る人が偏っている事に気づきます。
そして、「もっと色んな人に送らないとな」と思うと、
送るきっかけに気づけるように、周りをよく見ようという意識になります。
その結果、今まで以上に相手のちょっとした気配りにも気づけるようになったと思います。

(3)自分の部下が周りからどう見られているか気づける
これは最初、全く意識してなかったのですが、マネジメントにも少し役立ちます。
実はUniposって社内の他の人の投稿も見れるんです。

私はたまに部下の投稿や部下がもらっている投稿を見るのですが、
自分の部下が「この前、●●してくれてありがとう」
などと、もらっているのを見ると、
自分の見ないところで、他の人の手伝いをしていたりや、
逆にいつの間にか負担がかかっていた事に気づけます。

面談の時などに「この前、●●さんの事、手伝ってくれてたみたいだね。
Uniposでコメントもらっているのを見たよ。忙しいのにありがとう。」

と言った会話にも繋がります。

以上が主に感じた点です。

「導入された時」「実際に使った時」「使い慣れた時」
とフェーズが変わるにつれて、
どんどんいい仕組みだなと個人的には思うようになりました。

今後、こういった「ありがとう」が飛び交う仕組みを導入する会社が増えるといいですね。

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