一週間、書籍化した小説の宣伝をツイッターで頑張ってみた話⑩おしまい編

前回の話はこちら。

頭のいい友人の力を借り、Twitterにて「怪異の掃除人・曽根崎慎司の事件ファイル 生ける炎は誰が身を喰らうか」を宣伝していました。前回のあらすじをご説明すると、ようかいさんが出ました。

今回は、いよいよ締めです! 自分にやれそうな宣伝、全部やりましたからね!

それではいってみましょう。

【人物紹介】
私……本が出た。売れるなら法と倫理と予算の範囲内で頑張った。
友……頭がいい。一週間、私の迷走に付き合ってくれてありがとうございます。


1.友人との会話も締めです

私「本日をもって宣伝強化週間が終わります」
友「お疲れ様です」
私「しかし、ここで更なるお知恵をお借りしたくて」
友「今?」
私「最後にドデケェ花火を打ちたくて」
友「またイマジナリーフレンドを登場させるのか」
私「実在性を希薄にしないで! 一人にしないで!」

友「落ち着いて考えて。そんなとびきりの宣伝案なんてあったら、今まで思いついてないほうがおかしいから」
私「そうだね……。こっちは苦肉の策でようかいさんまで出してるし」
友「限界の底だね」
私「あれは本当に宣伝に追い詰められた時しか出ない妖怪。そういう優しい妖怪」
友「ふふ」
私「鼻で笑わんといて」

友「まとめると、この一週間で一番インプレッションが伸びたのが登場人物紹介だった」
私「はい」
友「順番に並べると、登場人物紹介、あらすじ紹介、プレゼン資料」
私「プレゼンが思いもよらぬ大健闘」
友「そうだよ。意外に頑張ってたよ、プレゼン」
私「このデータ結果は今後に役立つかな」
友「ジャンルの違う人に届けたいなら絵っていうのは強いんじゃないかな」

私「でも、これらを超える宣伝となると難しいですか」
友「そうだね、とんでもないことをやる必要はあるかも」
私「とんでもないこと……。私の他の特技と組み合わせて紹介するとか?」
友「何それ」
私「たとえば私が自転車ウィリーをする前であなたが本持って立って、『怪異の掃除人、発売中!』って言う」
友「インパクトはあるかもだけど!」
私「一番の問題は私が自転車のウィリーをしたことがない点ですね」
友「だろうね! 聞いたことなかったよ!」

私「私、なんか特技ありましたっけ」
友「うーん……連打じゃない?」
私「連打?」
友「ボタン連打する系のゲーム、得意だったよね」
私「得意だったところで」
友「Amazonの購入ボタンを鬼連打」
私「瞬く間に炎上するよ、そんな動画!」

私「だめだ、とうとうあなたの倫理観がずれ始めた。私にこれといった特技がないばっかりに」
友「すまんね」
私「でもあなたとの会話も溜まった。これをもって宣伝強化週間の終了としたいと思います」
友「さっきからずっとスマホいじってるなと思ったら」
私「皆様! ここまで見守ってくださりありがとうございます! 買ってくださった方は勿論のこと、いいねやリツイートで応援してくださり、コメントしてくださった方々には感謝しかありません!」
友「うんうん」
私「あなたからも何か一言ありますか?」
友「うーん」

友「特に何も思いつかんな」
私「本当にありがとうございました!!!!」

2.今振り返ってみて

 我、宣伝めちゃくちゃ下手だなと思いました。フォロワーさんや友人、応援してくださった方のおかげでもって駆け抜けた一週間でした。
 ですがこんな拙い宣伝でも、きっかけにして買ってくださった方がいらっしゃいました。やってよかったです。あなたに出会えて本当によかった。嬉しくて嬉しくてこれ以上はやめよう某著作権に関する一般社団法人が怖い。

 なんでもやってみるといいことあるなぁ、と思います。もし数字的な結果に繋がらなかったとしても、応援してくれる人を知れたこと、出会えた人や培ったスキルは私の中に残り続けます。

 このnoteですが、私が一人でおしゃべりするのにめちゃくちゃ便利だなと思ったので今後も時々更新しようと思います。よかったら時々覗いてやってくださると嬉しいです!

 今後ともよろしくお願いします!



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