【 レシピ 】 古代ローマの焼き豚
豚肉は古代ローマ時代の肉。他にも羊を食べてもいましたが、こちらはミルクをとってチーズにするのが目的なので、肉の主流ではありません。その豚肉の骨付きロースを、ガルムと香草に浸けてオーブンで焼いたもの。まさにチャーシューです。
料理名は「オスティア風豚肉のロースト」オスティアはローマから空港のあるフィウミチーノに行ったあたりで、テーヴェレ川の加工です。古代ローマは地中海各地から膨大な量の輸入をしていて、この港に陸揚げしたのです。ここの遺跡に行ってみると往時どれほど栄えていたかが分かります。
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