169:現在で80万弱くらいの奨学金を返してるのか
・自分は家計的に大学など通えなかったので、学生支援機構は当たり前としてその他にもいくつかの奨学金を貰いながら学費に充てていた。
・社会人になってから5年目の現在、ざっくり計算でだいたい80万円くらいの奨学金を返済に充てているようだ。
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・家計的に大学に通うお金がなかったのは仕方がない。子どもの頃は環境を選ぶことはできない。
・だから別に家族に対してどうこう、という話がしたいわけではない。お金がない中で大学へ進学するという選択をした自分の責任だ。
・奨学金という制度も子どもだったとは言えきちんと内容に同意して貸与してもらっていたので、文句はない。むしろ奨学金がなければ大学進学という選択もできなかったのだから、感謝こそすれど恨むのはお門違いだろう。
・ただ、冷静にふりかえってみると、社会人となって自分で稼いだうちの80万円くらいは奨学金返済に充てていた。
・単純に奨学金がなければいまの預金がプラス80万円されていたのかと考えると、思うところが全くないとは言えない。
・そして、そうやって進路選択をして得たものは大卒という資格であり、その資格はいまの週5で奴隷労働をする生活のために活用されている。
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・こんな生活のために高い学費を払っていたのか。
・もしこのアカウントに敬虔なる読者さまがいらっしゃるのであれば既にご承知おきいただいていると思うが、自分は常々クリエイター・表現者になりたいと声高に叫びながらもがいている。
・高校や大学の人生を「長い時間をかけて社会の奴隷になるための訓練をしていた」と振り返っており、努力の方向・見据えるべき目的が今までは見誤っていたので、現在奴隷労働に従事せざるを得ないのは納得している。
・だが、今までは間違っていたが「“何者か”になるための訓練」に時間を注げば“何者か”になれるはずだ。そう信じながらできる限りの時間で創作活動に励むよう腹を括り、一心不乱にその道を今は走っている。
・ただそれでも、取り返しのつかない大量の金と時間を投入して、ホワイトワーカーなどという聞こえの良いだけの奴隷になってしまったのは、どうしても頭から消すことができずふとした時に悲しくなる。
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・大学生活は楽しかったので、卒業と同時に死ねば幸せなままだったかもしれない。
・そんなことを思いながら精神安定剤を飲む。
・月イチの心療内科ももう何年続けているのだろうか。奴隷労働に赴くための気付薬を貰うために、毎月3,000円程度を払っている。
・計算すると気が狂いそうだ。やめておこう。
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