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CBT(認知行動療法)との出会い

自己紹介がてら、休職から復職までの簡単な経緯を書いてみようか思います。

遡ること12年程前、今で言うところの、強度のカスタマーハラスメントをうけ、しばらく出勤できなくなりました。そこで家族のすすめを受けメンタルクリニックを受診し、抗うつ薬が処方されました。

上司の配慮による配置転換や異動を経てそれからしばらくは服薬をすることで仕事を続けることができました。

5年程前、今考えればひどいパワハラ発言を上司から受けました。また、顧客とのそりも合わず、過去のカスハラの経験がよみがえり、クリニックから「休養が必要」との診断書がでました。そこにはっきりと「うつ病」と書いてあり、付き合ってきた病気に改めて向き合うことになりました。

ちょうどコロナ禍が重なり、それから3年間は数ヶ月出勤しては数週間休む、といったことを繰り返しながら過ごしていました。

2年前、職場が異動になり、コロナも収束したとあって、勤務が通常のように戻りました。その異動が望み通りのものでなかったことから、堪っていたものが一気に崩壊し(た様に感じ)、休職しました。

それから3ヶ月後、診断書の期間も切れることから、復職に向けて動き始めなければ、と思い、復職に必要な健康相談を受けに行きました。そこで紹介されたのがリワークでした。

説明されたのが、リワークについてのメリットとデメリット。メリットとしては、復職時のギャップが少なくなること、復職後の予後が良いということ。デメリットとしては、休職期間が長くなること、お金がかかること。

職場の上司からは「年度末まで休んでも良い」と言われていたため、家族とも相談し、リワークに通うことにしました。

そしてそのリワークのプログラムで出会ったのが「認知行動療法」。簡単に言うと、出来事に伴って起こる「感情」「身体反応」「認知」「行動」のうち、自分で変えることのできる「認知」と「行動」をいじるトレーニング。

このプログラムを受けている中で、自分の認知の癖やゆがみに気付いていくことになりました。

そんなこんなで、現在復職し、以前より楽しく仕事ができています。どうしてそうできたのかは、おいおい書いていく予定です。

現在メンタルで苦しんでいる方や同じような経験をした方に少しでも参考になれば、幸いです。

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