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miyajima369
ここに生えたいな
noteに載せている「十年後」という小説に、昨日Xで感想を頂いて、とてもうれしかった。
読んでもらえるだけでもありがたい。
全部じゃなくて、前半だけ読んでもらえるのも、ありがたい。
小説を書いていて、書き上げると、やったー、という感じになって、それだけでもうれしい。
感想を頂けるのは、とてもとてもうれしいことだ。
昨日は雨だった。
庭の花が咲き出した。雑草も元気だ。
雑草、と決めているのは人間で、雑草は、自分のことを雑草とは多分思っていない。
雑草はなにも思わないと思っているけど、人間のようには考えなくても、雑草は雑草なりに、ここに生えたいな、とか、もっと大きくなりたいな、とか、そういうことは考えていそう。
雑草とひとくくりにしているけど、雑草はそれぞれに種類があって名前がある。
小さいスナップエンドウみたいなやつ、細いツタが、とてもたくさん生えていて、これは簡単に抜ける。簡単に抜けるけど、スナップエンドウみたいなやつから種がどんどんできて、どんどん生える。ちょっとほっとくと、もうひと抱えぐらいになっている。
元気に生えて、丈夫で、すぐにぶわっと庭に生え、見た目がちょっとね、という理由で、人間に引っこ抜かれるけど、気にするそぶりもなく、どんどん生える。
雨上がりは土が柔らかくなっているから、雑草が抜きやすい、とこの間母に教わったので、今日は、庭の雑草を抜こうかな、暑そうだけど。