アニメの体

　うちの子どもたちが、スポンジボブが好きなんだけど、一緒に観ていて、このアニメは結構、グロいシーンが多くて、スポンジボブとか他のキャラの体がバラバラになったり、頭がぱかっと開いて脳みそを取り出したりする。
　それで、トムとジェリーのことをわたしは思い出して、あれもトムが結構ひどい目にあっていて、体がぺちゃんこになったり毛をむしられたりする。
　スポンジボブもトムも、体がどれだけバラバラになっても、絶対に死なない。だから、安心して観ていられるけど、よく考えると、なかなか怖い。
　スポンジボブもトムとジェリーも、アメリカのアニメだ。それで、思ったんだけど、日本のアニメだと、あんなに体を破壊するような描写は、ないのではないか。
　アンパンマンは、頭の一部をもぎ取ったりするけど、それには、飢えた人を助けるという、ちゃんと理由があって、無意味に体が破壊されているわけではない。
　ドラえもんも、無意味にバラバラにされたりはしない。サザエさんやちびまる子ちゃんやクレヨンしんちゃんは、人間ということもあり、もちろんない。
　この違いって、なんなのかなー、と、昨日スポンジボブを観ていて考えていたけど、日本にもスポンジボブみたいなアニメ、あるのかな。