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人んちでやるファミコン

 昨日、録画していた「世界サブカルチャー史 欲望の系譜」を観た。昨日のはゲームについて。
 高橋名人のイベント、1980年代の、会場に集まっていたのは男の子ばかりで、わたしは彼らと同年代だけど、ゲーム機は長いこと家に無かった。
 なので、ゲームは、親戚の家や近所の子の家に遊びに行ってやっていた。
 庭先にラッキーという名前の犬がいる2歳上の友だちの家では、ミッキーとミニーが手を繋いで冒険をするゲームをやった。ファミコンは、1983年に誕生し、わたし世代のほとんどはファミコンと共に育った。ミッキーとミニーの周りに敵がたくさん出てくると、うじゃうじゃ、となり、画面の動きが鈍くなる。
 4年生で同じクラスだった友だちの家では、ストリートファイターをやった。だから、スーパーファミコン? ストリートファイターは、ストリートファイター2? その辺の細かいことはわからないけど、わたしはダルシムとチュンリーとエドモンド本田が好きだった。
 大人になって母から聞いた話では、ある日そのストリートファイターをやっていた家から電話がかかってきて、いつも電話などなしにわたしはひとりで帰ってきていたから、どうしたのだろうと出てみると、わたしが寝てしまったので迎えに来てください、と言われたそう。
 人んちでゲームして、そのまま寝て、覚えてないけど、楽しかったんだろうな。

 

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