2023.3.12 コマンダンテ出演「神話」を配信で観た
3月11日によしもと有楽町シアターで行われた、
「神話~お笑い界の出来事の正義と悪を仕分ける神“多田” 劇場の破壊と創造の神“安田” 裏か表かを見抜く神“大活躍”とその他の芸人との対話~」
というライブを、配信チケットを購入して視聴した。
出演者は、GAG、トット、井下大活躍、コマンダンテ、金属バット、そいつどいつ松本竹馬。シークレットゲストに、うるとらブギーズ八木崇(敬称略)。
出演者が登場したあと、三神の登場となったのだが、司会のGAG宮戸さんが一人ずつ呼ぼうとしていたのに、上半身裸で両手を広げた神々が一斉に出てきてしまう。神は人間の言うことなどには耳を傾けない。
三神についての説明が、神々の口から語られる。
破壊と創造の神についての知識は多少あったが、お笑い界の正義と悪を仕分ける神、裏か表か見抜く神については、初めてその全容を知るに至った。
神それぞれの明確な判断基準があり、その基準は揺るぎないものであるようだ。
地上で生きる人間界の私と、天上界にいる神との間には、分厚い雲が広がっている。
しかし、分厚い雲にも、一瞬切れ間が入り、光が差す。神々の言葉が理解でき、気づけば笑っているのだ。
裏か表か見抜く神が、
「裏ですね」
という言葉を発する。私はなぜか、裏なんですね、と笑っている。
芸人さんたちが、舞台上、あるいは結婚式の二次会を盛り上げなくてはいけないとき、どのように思考し、葛藤しているのか。
質問に対しての神々の切先鋭い回答は、当事者でない私にも様々な気づきと想起を与えてくれる。
配信で観たので、前半しか観ることはできず、後半を観ることができた観客を羨ましく思うが、それでも、十分楽しむことができた。
地球上にあまたいる人々の中で、ライブの日に有楽町の劇場にいた出演者、スタッフ、観客、配信を観ていた視聴者は、みんな神々の言葉を理解し、笑っていた。
あー、面白かったなぁ。