一杯のかけそば、消費税
体調が、すごく悪いわけではないけど、頭の真ん中に痺れるみたいな眠気がずっとあり、なのに夜になると目が冴えて眠れない。
8月も真ん中あたりまできた。暑いけど、元気に過ごせるようにがんばりたい。
昨日、消費税っていつから始まったんだろうと調べたら、1989年、平成元年からだった。わたしが7歳のときだ。
当時、とんねるずのみなさんのおかげです、という番組で、一杯のかけそばのコントをやっていた。店の人役が石橋貴明とあき竹城で、そこに客役の木梨憲武一家がやってくる。木梨は母親役で、娘が渡辺満里奈、息子もいたような気がするけど誰か忘れた。
親子は貧乏で、一杯のかけそばをいつも3人で分け合って食べる。ある日、母親に臨時収入があったのか、かけそばを三杯注文する。よろこんで食べる親子を見て、店員もうれしそう。支払いになり、ぴったり用意してきたはずのお金が、なぜか足りない。慌てふためく母親に、店員が冷たく言い放つ。
「消費税始まってるの、知らない?」
きょとんとした顔の母親。
結局、母親は無銭飲食で捕まってしまう。
消費税が無かった頃まだ子どもだったから、買い物を自分でしていない。大人たちが消費税なし、ある、の境目で、どういう様子だったかも、覚えていない。