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音で言うと「ふあー」という感じで同化している

 昨日は雨で、ずっと家にいた。
 一人でいるときには、テレビをつけないで、音のしない部屋でぼんやりすることが多い。
 それで、動物って、言葉をつかわないけど、動物でも今のわたしのようにぼうっとしているようなとき、そういうときの頭の中は、どうなっているのかな、と思った。
 わたしは、ぼうっとしていて、なにも考えていないときもあるだろうけど、なにも考えていないときには意識がないので、なにもないから、なにもないことに気づけない。頭の中で考えることは、言葉として考えている。
 動物は、お腹空いたとか、体動かしたいとか、そういうのを、思う前にもう動いていて、ぼうっとしているときには、ぼうっとしているというか、目の前にある全体の感じと、音で言うと「ふあー」という感じで同化しているのではないか、と想像した。
 ちょっと前に、Xの誰かの投稿で、人間は言葉をつかう前にはどうやって考え事をしていたのか、という質問が子ども電話相談室みたいなところに寄せられた、というのがあって、それと同じような疑問が昨日のわたしには浮かんでいた。
 ロバートのコントで、心を無にすると頭のライトが光る、みたいなのが確かあって、それみたいに、わたしの頭にもライトがあって、無になると光るとわかりやすい、だけど、わかったところで、どうなのだろう。
 昨日、ジャルジャルのコントの動画を観ていて、久しぶりにすごく笑って、涙を流しながら笑っていたら、息子が怖がって、もう笑うのやめて、と言われた。

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