御朱印RTA(T=travel):全国の一宮の御朱印を授かった話(2/24) 2023年1月前半
この記事は2023年1~9月に実施した御朱印RTAの1月前半分の記事です。いきなりこちらの記事にたどり着かれた方は、Indexページも適宜ご参照ください。
準備: 御朱印帳
まずは御朱印帳がないことには始まらないし、買ってしまえばあとはもう前に進むしかないので、年明け早々に購入した。派手過ぎずかつ、ある程度の主張もあるデザインということで、↓を採用した。結構いい紙が使われているとのことだけど、実際或る宮司さんに「とてもいい紙で筆の走りが良かった」旨を褒められた。なお、RTA対象の全社分は収まりきらないので、「下巻」としてこれの色違い(藍色)を入れた。
筆者は趣味でカメラもやっているので、基本的に携行品はカメラバッグで持ち歩くことになる。そうすると、扱いが雑になってしまうのが目に見えているので、袋も導入した。きらびやか過ぎず、御朱印帳本体とのマッチングと、あと鳥獣戯画がいい感じなので↓を。
んで、「上下巻」とカバーの集合写真が、indexページ冒頭の写真ということになる。自画自賛だが、いいまとまりじゃない?
1月14日: 相模・武蔵
初回をどこにするのかは結構考えた。企画の筆頭となる神社なわけだから、「格」を考えると山城国、やはり最初は地元ということで相模国の2択だったけど、京都は初詣シーズンが明確に終わるまでは混雑するだろうということで、地元相模国を最初とすることにした。
No. 001: 相模国一宮 寒川神社
近場なので公共交通でぼちぼちと。社務所の受付開始時刻というものがあるので、早ければいいわけでもない。町田→橋本で相模線乗り換え、時間調整がてらちょっと歩くために最寄りではなく一駅となりの寒川駅で下車。
そして、人生初御朱印。まだ初詣期間中だったので、記帳はなく、特別版のみをいただけるとのこと。ちょっと最初から肩透かし感があった一方で、文言の「はじまりはここから」がよくはまってる感じがして、最初を相模にしたのは正解だったと思っている。
No. 002: 武蔵国一宮 その1 小野神社
寒川神社最寄りの宮山→(相模線)→八王子→(徒歩)→京王八王子→(京王線)→聖蹟桜ヶ丘。こんな旅企画やらなかったらこんな駅絶対降りなかったと思う。
宮司さんがご祈祷をしていたようで、少し待ってからご対応いただいた。この時期はまだコロナ禍の後遺症的なのが残ってて、本来はご記帳いただけるところ、書き置きのみとのことだった。仕方ないね。
No. 003: 武蔵国一宮 その2 氷川神社
聖蹟桜ヶ丘→(京王線)→分倍河原 近くの蕎麦屋さんで軽い昼を入れて、分倍河原→(南武線)→府中本町→(武蔵野線)→南浦和→(京浜東北線)→大宮。人生初の武蔵野線乗車だった。南浦和の京浜東北線ホームの混雑がすごかったのを覚えているな。大宮駅からは普通に歩いて到着。
そして御朱印。ここで初めて書き置きではなく、実際にご記帳いただいた。んで、いただいた瞬間「トゥン」と来た。なんというか、いただいた達成感がワンランク違う感じ。たしかにまあこれはハマる人はハマるってことがよくわかった。かくして、これは続けられそうとの確信を得て初日の行程を終えた。
1月15日: 山城
No. 004: 山城国一宮 その1 賀茂別雷神社
通常土日連続遠出はしないのだけど、全95社(+5社)という分量を考えると、毎週2社こなしたとしても50週で、一年が完全にこれで埋まってしまう計算。流石にそれはきついので、行けるところでは積極的に行く方針。よって、RTA筆頭を相模に譲った山城国(京都)へ。少しでも混む前に事を終えるために、最速行動で移動。したがって利用するのは西明石まで後続ののぞみから逃げ切るひかり533号。京都からは市営地下鉄烏丸線で北大路駅。ここから、洛北にある川の土手の下を北上して賀茂別雷神社(上賀茂神社)に到着。
社務所オープンよりちょっと早めに着いたので、お参りと境内の撮影をしつつ時間調整。そして・・・
No. 005: 山城国一宮 その2 賀茂御祖神社
いわゆる下賀茂神社。探せば良いバスがあるのかもしれないけど、面倒だし、いい運動といえる距離だし、洛北にある川の土手の下を下って徒歩で移動。
10時ごろだったのでちょっとだけ並んでご記帳いただく。後から振り返ると、一番シュッとしてきれいな御朱印だと思う。流石は京都。
・・・御朱印RTA記事だとここで終わっていいのだけど、それだとXと大差なさすぎるので、旅行記録としてこの先を少し。実のところこの日の裏の目標は「いもぼう」を食べて帰ること。んで、初詣シーズンで多少人が多い可能性を考慮して、11時開店と同時にお店に滑り込むところから逆算して旅程を組んだ。ここから11時にちょうど滑り込もうとした場合、それは・・・徒歩。5 km弱なので早歩きなら本当にちょうどよいのだ。京大の横をおそらく共通テストを受けに来た高校生を尻目に最速歩行で通り過ぎ、死にそうになりながら歩いた三条通りを超え・・・
到着。
んで、いただきます!
柔らかくしっかり味がよう沁みた海老芋「いも」と、噛むときゅっと崩れて旨味が染み出てくる棒鱈「ぼう」の「いもぼう」。美味しゅうございました。シーズンは冬。この記事を出したあたりは食べ頃と思うので、ぜひ行ってみてはいかがか。
・・・文字数的にはそれほどでもないけど、1月分を1記事にすると読む気が失せる縦の長さになりそうなので、分割する(のを口実にして年内はここまで)。書き方のフォーマットは決まった感じがするので、年明けたらまた続きを。興味がある方はどうぞお付き合いください。