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NISAで初めての株取引に挑戦して学んだことと2022年の目標
この記事は、日本証券業協会×noteの投稿コンテスト「#お金について考えていること」に参加する記事です。
2021年、note以外にも新しく始めたことがあります。
それは「証券取引」です。
今日はいつものジャンルとは全然違うけど、株取引デビューして学んだことと、来年の目標を記事にしていきます。
※この記事は3,000字程度あるのですが、目次から「まとめ」に飛んでもらえればなんとなく概要がつかめます。
👛きっかけは同僚の一言
お昼休みに会社で同僚と話していて、「え、なっちゃん(※私のこと)株やってないの?NISA良いよ〜」と言われたことがきっかけでした。
「ニーサ」という言葉や、いくらかの限度額内なら非課税で投資ができるらしいというのは聞いたことがありました。
でも「投資」ってなるとハードルを感じるし、株のことなんて全く分からないからうっかり手を出して大損したら怖いな〜なんてイメージがあり、よく調べもしないで避けてきました。
👛NISAって何?
家に帰って「NISA」で検索すると、金融庁のHPのほかにも、証券会社や個人ブログのページがいくつもヒットしました。
まずは同僚おすすめのつみたてNISAを勉強。
✅つみたてNISA
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つみたてNISAでは、毎年40万円を上限として一定の投資信託が購入可能です。
各年に購入した投資信託を保有している間に得た分配金と、値上がりした後に売却して得た利益(譲渡益)が購入した年から数えて20年間、課税されません。
非課税期間の20年間が終了したときには、NISA口座以外の課税口座(一般口座や特定口座)に払い出されます。なお、つみたてNISAでは、翌年の非課税投資枠に移すこと(ロールオーバー)はできません。
現在、つみたてNISAは2042年までの制度とされていますので、投資信託の購入を行うことができるのは2042年までです。
2042年中に購入した投資信託についても20年間(2061年まで)非課税で保有することができます。
ふむふむ〜。100円から始められて、年間40万円までの投資なら購入から20年間は利益が非課税になるんだ。
長期的にやるならこれがいいのね。
投資信託だから勝手に運用してくれるのは楽そうだし、つみたてNISAを始めてみようかな。
そう思いながらも、一般NISAも気になったので見てみることにしました。
✅一般NISA
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一般NISAとは、2014年1月にスタートした、少額からの投資を行う方のための非課税制度です。
例えば投資信託に投資した場合、「普通分配金」と売却時の「譲渡益」が非課税になります。
ただし、他の口座(一般口座や特定口座)で発生した譲渡益や配当金等との損益通算はできません。
こっちは年間120万円まで運用できて、自分で株や投資信託を購入するのね。
非課税期間は購入した年から5年なんだ。
自分で運用するのは難しそうだなぁ。
あ、でも株主優待も興味あるし、どうせ株取引デビューするならこっちもありかも。
と、さらに調べてみると、例えば最初に一般NISAを選んだとしても、12月までに手続きを完了できれば、翌年からつみたてNISAに切り替えることもできるようでした。
せっかくなら一般NISAでやってみよう。
1年やってダメそうなら、来年からつみたてNISAにすればいいや。
ということで、早速口座を開設。
スマホで全部手続きできて、1週間ほどで口座開設完了のメールが届きました。
👛証券取引デビュー
✅株(というか株主優待)選びが楽しい!
私の場合は自由にできる資金が20万円くらいしかなかったので、その範囲で買える株を選ぶことにしました。
損はしたくないけど、株主優待をもらってみたいという不純な動機でのスタートだったため、まずはよく行く飲食店や服屋さんを検索しました。
(ちなみに超初心者の私は、株の購入が1単位100株ずつということすら知らず、大好きなディズニーランドの株を買おうとホクホクしてたのは内緒です。)
ネット証券なので、四季報や過去(当日〜過去10年分)の株価変動なども簡単に確認できます。
普段よく行くお店が実はこんな業務もやってたのか〜とか、こんな事業を始めたのね〜とか、今まで知らなかった情報が得られるのも楽しみのひとつになりました。
なんやかんや見比べて、飲食店(お店で使える金券)、服屋(オンラインショップで使える割引券やシークレットセールへの案内)、デパート(催事の入場料無料、買い物で割引)を購入。
まだ少し余裕があったので、短期間で株価の上下がある株も購入し、これは株価が上がったところで売ってみることにしました。
✅結果は・・・
2021年の成績は、ちまちまと少額取引を繰り返しながら、プラスで終わりました。
楽しみにしていた株主優待もしっかりいただき、利用できました。
あと、最初は全く気にしてなかったけど嬉しいなと思ったのが、配当金でした。
数百円程度の配当だけど、銀行に預金して受け取れる利息よりはずっといいので満足しました。
私は株主優待が欲しくて保有したままでしたが、株価を眺めていたら株主優待や配当の権利確定前後は株価が動いており、トレーダーたちの動きを観察するのも面白かったです。
だがしかーし。
ここで残念なことに気がつきました。
NISA口座じゃなくて
特定口座で取引してたー!!!
どうやら株購入時にどの口座で買うか選ばなければいけないところ、初期設定のままでだったためNISA口座を使えていませんでした…。
(まぁ、これがなっちゃんクオリティですよ。)
👛2022年の目標
今年は初めての株取引デビューで、売買したり、株主優待や配当金をいただいたりしているうちに、なんとなく過ぎていきました。
ですが、定期的に届く「株主総会」のお知らせや「議決権」のハガキ、その企業の経営レポートなどはよく読みもせず適当に返信したり処分したりしてしまっていました。
なので、2022年はこれらにもきちんと目を通し、どういう仕組みで会社や社会が回っているのかにも目を向けていきたいです。
あと、株買うときはちゃんとNISA口座選ぶのも忘れないようにしようと思います。笑
👛まとめ
最後まで読んでくれてありがとうございます。
この記事のハイライトです。
✅つみたてNISAは年間40万円までの投資信託ができ、売却益や配当金はその商品を購入した年から20年間非課税
✅一般NISAは年間120万円までの金融商品が購入でき、売却益や配当金はその商品を購入した年から5年間非課税
※現行制度は2023年までで、2024年からは新制度に移行するそうです。
✅2021年は証券取引デビューして、株の売買や株主優待などを体験できました!
✅2022年は、株取引だけじゃなく会社や社会の仕組みも勉強します!
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