ミヤモトが考えるボッタクリの定義と大阪終活センターの夢と希望

お世話になっております。
花葬cremationのミヤモトです。

今回は先日Twitter上にて#いいねの数だけ炎上覚悟で本音をいうとの企画で

とツイートしたら

葬儀社YouTuberとして有名な佐藤さんから有り難きご質問を頂きましたので

と140字では収まらないので簡単に返信したら長い長いツイートで色々と苦言を頂戴しましたので一つ一つお応えさせて頂きます!どうぞ、よろしくお願い申し上げます!

目次
①ミヤモトが思うボッタクリの定義とは
②ミヤモトの言う「経験」とは
③これからの葬儀業界をどう変えたいか
④最後に

①ミヤモトが思うボッタクリの定義とは

まず第一にボッタクリの定義とは?との質問でしたがこれはとても簡単な事だと思います。

それはお客さんが「ボッタクられた!」と思うかどうかではないですか?

もし「ボッタクられた」と思わないのであれば金額が適正である、それくらいかかるのはしょうがない。と納得できると思います。

でも深い悲しみの中、見積もり時に不明瞭な金額が載っていたり、葬儀後に請求金額が変わっていたり、含まれていると思っていたものが含まれてなくて別で料金がかかったりして「ボッタクられた!」と思い葬儀社に問いただした時、「ボッタクリの根拠とデータを提示してください」なんて言われたらどうしたらいいですか?

実際に消費者センターや国民生活センターなどに多数の相談が寄せられています。

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葬儀の見積もりというのは決まりがありません。
葬儀社よって様々で、含まれている内容や各項目の呼び名も違っていたり、そして普段から聞いた事のない事、馴染みのない事などがどんどん出てきます。

そしてしかも大切な方がお亡くなりになられた直後では全然頭に入ってこないと思います。

ここまでは今まで僕がTwitterやnoteで言い続けてきた事です。でも葬儀社がみんなボッタクリなんて事は全くないですし、僕が元々勤務していた葬儀社はとても良心的で親切な会社でした。

②ミヤモトがいう「経験」とは

次に僕が今まで葬儀に携わり経験してきた事です。

ここまで言われたので僕のいう「経験」のご説明をします。

まずここで言う経験というのは3つ有ります。

1.ミヤモトが十年勤務してきた葬儀社で経験してきた事
2.お客さんや周りの人が経験した事、相談された事
3.ミヤモトが実際に実体験として感じた事

まず一つめは以前勤務していた葬儀社での経験です。
地元で古くからある地元葬儀社で地元に根付き、地元に愛されて会館を3つ保有する中堅葬儀社です。

沢山の葬儀社の社長や潰れていった会社、経営者が変わった会社、大手葬儀社、互助会系列の会社など沢山の方と繋がりを持つことができました。

その中では葬儀社同士なのでそれぞれの会社の見積もりの仕方や金額設定などをぶっちゃけて教えて頂く事もあるのですがとても均一性が無く、含まれている内容なども当然バラバラ、備品の料金もバラバラ、セット料金でしている会社もあれば全てバラ売りの会社もありとてもややこしいです。

一昔前であれば必要不可欠な備品を後から伝えて請求金額が変わったり、高額請求をしたのち葬儀代金が支払われないお家に行って骨壺を取り上げたり、遺影を割るなど今では考えられない話もありました。

今ではインターネットが普及して金額をハッキリ提示している会社も多いですがやっぱりその金額通りではいかないのが現状です。

2つ目に今までお客さんから沢山の相談を受けて参りました。「あそこの会館に行ったら最低で150万円って言われたんですが」「家族4人だけなんで質素にしたいと言ったら仏さんに怒られますよと言われた」など困っている方のご相談はほとんど金銭面でした。

僕の経験上、というよりは送る側の皆さんが実際に見たり聞いたりして経験されてきた事ではないでしょうか?

これは本当にその通りだと思います。
こういう会社は実際に存在しますし葬儀業界全体が悪い会社ばかりだとは一言も言ってません。

そして3つ目に、僕の実体験として一昨年おじいちゃんが亡くなりました。

ウチの父親が喪主で、遺されたおばあちゃんと従兄弟のおっちゃんが主になって田舎での葬儀になりました。
僕はその時まだ葬儀社勤務ですぐにかけつける事は出来なかったんですが、見積もりが終わった後に父親から連絡がきました。

「葬式200万かかるねん」

と言われました。続けてこの地域は家族葬は無理で町会を必ず通さなければならない、お寺さんは地元の決まったお寺さんに来てもらわないといけない、など取り決めがある事を聞きました。

そして僕がその葬儀社に電話して見積もりの内容や葬儀の形式などを聞きました。僕が葬儀社勤務である事も伝えました。

そしたらすぐに金額は130万円まで下がりました。

じゃあ初めの200万円はなんだったのか?
でもこんな事は本当によくある事で、しかもおじいちゃんの葬儀で揉めたくない、おばぁちゃんに悲しい思いはさせたくないのでそれ以上問いただす事はしませんでした。

正直130万円でもかなり高いと思いました。なぜなら僕が当時勤務していた会社なら80万円くらいでできる内容だったからです。

でも田舎なので葬儀会館はそこにしかありません。
選ぶ余地すらないのです。

僕はこの経験を経て、花葬cremationを立ち上げようと決意し、半年後に退社しました。

おじいちゃんは今、100万円のお墓を建てずに当社が管理しているお寺で10万円で永代供養してもらっています。何か悩んだり、決意した時はいつもお参りに行ってます。

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③これから葬儀業界をどう変えたいか

ここまで読んでくださった方には僕が今までの葬儀社が全部悪いとディスっているのではないことはわかって頂けたかなと思います。

僕が言いたいのはもっとお葬式の事を考えようと。
亡くなってから葬儀の見積もりをするのはやめよう。
決まった形だけしか葬儀ができない世の中を変えたい。もっと自由な発想で葬儀ができるようにしたい。
お金をかけずにお葬式ができるようにしたい。
葬儀後の遺品整理やお墓や仏壇や法要やどれだけお金がかかるのか明確にしたい。

とにかく、最愛の方が亡くなって嫌な思いをする人を少しでも減らしたい。それだけなんです。

お金に余裕がある人はもちろんお金を沢山つかって豪華な祭壇を用意してあげたらいいと思うし、高級リムジンで火葬場まで送ってあげたらいいと思います。

僕はお金が無くて困っているけど温かく送ってあげたい、そんな人の為に発信しているんです。

なのでこういう言われ方をするとちょっとだけカチンとします。ほんのちょっとです。

今まで沢山の方に応援して頂いてきましたが
いつかは葬儀代金の低価格化を嫌がる葬儀社様から苦言や非難を受けることになるのはわかっていました。

もちろん、覚悟の上です!今更引き下がる訳にはいきませんし、僕は本名顔出しで正々堂々と生きてます。

名前も顔もわからない人達からアンチコメントを頂いてもなんとも思いません。が、参考にはさせてもらいます。勉強させて頂きありがとうございます。

④最後に

最後にこれだけはハッキリしておきたい事は僕はすべての葬儀者の方を尊敬しているということ。

とても素晴らしい職業だと思っていますし、自分でも葬儀に携わらせて頂いてることを誇りに思っています。なので「葬儀を安売りしようとしてる!」と感じた葬儀社さまから苦言をもらうのは当然の事だと思います。

なのでもっと僕の本質の思いを、世の中に浸透されるようにこれからも発信を続けて行こうと思います。

そして佐藤葬儀社様はじめ、全国の善良でお客様ファーストな葬儀社達と手を組みいつかもっと素晴らしい葬儀業界が作れるんじゃないかなと、それが僕の夢であり希望です。

そんな思いから大阪終活センターを作りました。
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みんなで最高の仕事をしていけたらいいなと心から思っています。ここまで読んでくださりありがとうございました!

noteを読んで頂きありがとうございます! 応援してくださる方はお気持ちを頂ければ幸いです! 頂いた利益は全て花葬cremationの運営に使用させて頂きます!宜しくお願いしますm(_ _)m